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2014-12-12

選挙民の一人として

(期日前投票所へ向かう89歳母)
私は現在66歳。20歳になってから何度も総選挙を経験してきたが、今回ほど騙されてはいけないと思ったことはかってなかった。国会で政治と金の問題がとりあげられ、不十分な答弁しか出来なかった大臣が辞任した。真相の解明はいまだになく、しかも辞任した大臣たちは自民党空公認で再出馬した。全く選挙民である私たちは馬鹿にされていると思う。

今回は安倍総理による不意打ちの政権延命選挙だったせいか、各地方自治体の準備が慌ただしく、私の住む川口市では、第47回衆議院総選挙と最高裁判所裁判官国民審査のお知らせはいつもより一週間ほど遅れて届けられた。私はいつも期日前投票を行っているのだが、ようやく本日になって期日前投票所へ行くことが出来た。

89歳母と60代夫婦で出かけたが、川口市は自民党と日本共産党のみが立候補している、いわゆる自共対決区なので、私は投票先を悩む必要はあまりなかった。何故なら日本国憲法はとても大切なものであり、再び戦争を仕掛ける国にはなるまいと考えているので、特に集団的自衛権の閣議決定を行うような安倍自民党は許すことが出来ないと、すんなり自民党以外の選択を行った。

告示日直後から投票判断の邪魔になる新聞情報が飛び交っているが、大いに有権者を馬鹿にする行為だと感じつつ、孫たちの将来を見据えてしっかりした判断で投票する高齢者のお仲間が沢山いることを信じて開票日を待つことにしたい。


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