ページ

2013-10-30

原発さよならデモ@埼玉に参加

デモ行進の前列部分
行進前の集会へ
10月27日の「原発さよならデモ@埼玉3rd」に参加しました。以前に安倍首相は東京オリンピック誘致に関連して「福島の原発は完全にコントロールされている」との発言をしましたが、私は福島原発の汚染水処理や廃炉に向けた作業はほとんどコントロールされていないとの疑念を持っています。また、福島に留まらず日本各地の原子力発電で使用された核燃料の生成物は最終的な処理の展望のないまま、一時的に貯められたままであると考えています。そしてこれは私たちの子孫に対して重大なツケをまわすことに他ならないと思います。
 
デモ行進と青空
川口の原発さよならデモ@埼玉は今回が3度目の試みと聞きました。デモ行進の参加者は220名、私は今回初めて参加してみました。会場に出向くと私の囲碁仲間に声をかけられて驚きました。約2kmのデモコースを30分ほどかけて行進しました。久しぶりのデモ行進参加でしたが、驚いたことの一つが日曜日にも関わらず警官が多数交通整備で対応していたことです。もう一つはデモ行進が物珍しいのか、沿道のビル群のまど窓から何組もの家族が顔を向けていたことです。

毎週金曜日に行われている首都東京での「原発に反対する」国会周辺集会・デモの参加者がここ川口でも出発集会で連帯のメッセージを発言しました。さらに、デモ行進中のシュプレヒコールも経験を生かしてソフトな口調で発声を繰り返していました。この日の経験は昔ながらのデモ行進しかしらない私にとってかなりイメージチェンジを迫るものでした。

2013-10-29

囲碁同好会(秋の秩父路、小鹿野への旅)

 
囲碁対局
表彰式
私の元の職場の囲碁同好会では例年、秋口に秩父の小鹿野にある越後屋旅館で一泊合宿を行います。参加資格は唯一囲碁好きであること、今年も10月24日-25日に9名が集まって到着日の午後から翌日の午後の出発まで囲碁打ち放題の至福を味わうことが出来ました。
 


宴会
昼食の手打ち蕎麦
囲碁に加えて、食事と温泉の楽しさを存分に味わいました。夕方に一風呂浴びてから、秩父の地元の食材を中心にした家庭料理をいただきました。ことに名物のイワナの骨酒は素晴らしい味わいでした。翌日の昼食は秩父の手打ち蕎麦です。味わい深い一品でした。実に至れり尽くせりの内容で満足しました。

越後屋旅館入口
囲碁というゲームの良いところは上手下手はあっても、置き石のルールを適用して、棋力の違う者も対等に勝負を楽しむことができることです。今回は総当たり戦で楽しみました。私は昨年一年間は海外在住(南アフリカ共和国のケープタウン)でしたので、その期間は一度も囲碁対局を行う機会がありませんでした。しかし、何が幸いしたのか今回の合宿は6勝1敗で優勝となりました。優勝賞品は秩父屋旅館の向かいにある秩父の老舗店舗太田甘池堂の「古代秩父煉り羊羹」でした。

2013-10-28

根津・千駄木から神田神保町の27000歩

根津神社にて
夏目漱石旧邸と猫
「第15回根津・千駄木下町まつり」のフレーズに惹かれて東京都文京区周辺を訪ねました。10月19日は「第6回根津商店会まつり」も重なり、賑わいを見せていました。

 この地域は昔ながらの街並みが残り、ひたすら歩くだけでも明治・大正・昭和の日本の雰囲気が味わえる気がしました。夏目漱石、森鴎外、青鞜社などのゆかりの地や根津神社をなどを巡りました。




根津・千駄木の街並み
根津・千駄木の街並み
その後、上野公園、上野駅、御徒町、神田神保町と歩いて、岩波ホールで高野悦子追悼上映中の映画「ローザ・ルクセンブルグ」を見ました。 
 これらの場所を主に歩いて移動したので、私の万歩計は27000歩を突破しました。深まる秋の一日でしたが、時間が自由な年金生活者の贅沢な一日となりました。
「下町祭り」はお年寄りも子供たちも楽しそうというのがこの感想です。

2013-10-27

名寄高校第19期同期会開催(2013.10.12札幌市にて)

 
名寄高校19期同期会(2013.10.12)
私は昭和39年4月に北海道の上川郡にある名寄高校(19期)に入学し、42年3月に卒業しました。それから46年間の歳月を経て、札幌の地で開催された同期会に参加しました。同期は300名以上いたと思いますが、そのうち40数人が集まり、団塊世代のパワーを発揮した賑やかな集まりとなりました。

 皆さん、程よく年齢を重ねて、頭に白い髪も目立つようになっていました。最初は誰だか思い出せなくても、名札を頼りに話してみると次々と高校時代の思い出がよみがえり、凡そ半世紀にもなる昔の面影をしっかりと思い出すことが出来ました。

 
私も一言(19期同期会)
皆さんのコメントを来ていると、もうすっかり引退して年金生活を楽しんでいる人や毎日忙しく仕事を続けている人がいて、それぞれでしたが、「ともに良く昭和と平成の荒波を乗り越えてきた」との共通の感慨を持っておられました。

 当時若手であった数学教師のSさんも道北の旭川から駆けつけて、同期の交流の輪に参加していただきました。年月を重ねるのが如何に速くても、高校時代にその片鱗が現れていたと実感させられた一夜でした。64~65歳にもなって、一次会、二次会、三次会と話題を広げる力は並みのものではないと思います。こうしたパワーで子供や孫の世代にも戦争のない、豊かな、良き日本を引き継いで行きたいと思いました。

2013-10-10

健康維持のためにその3(人間ドッグー定期健康診断)

 
埼玉協同病院(2012年9月)
55歳からは毎年1回実施してきた人間ドッグでしたが、昨年64歳の時は南アフリカ共和国のケープタウンに住んでいたため、南ア駐在医による簡易版の定期検診をもって人間ドッグに代替えしていました。元の職場の健保組合を引退後二年間に限り継続できるのですが、今回の人間ドッグは企業健保組合が受診費用を一部負担する最後の機会となりました。
 
 電話で相談したところ健保組合で指定されている病院をまず選び、日程を相談して、決定してから人間ドッグの受診申込書を健保組合に提出し、その後当該病院からの受診案内を受け取るようにとのことでした。そのために一昨年まで8年間に渡りお世話になった東京都内の指定医院を変更して、引退後の現住所の近くで病院を選ぶことからはじめました。結果的に埼玉協同病院にお世話になることとし、10月7日に半日かけて人間ドッグのいくつかの検査項目を診てもらいました。結果を得るにはさらに時間がかかります。

 これまでは様々な手続きの面倒は会社が準備してくれましたので、さほど感じてはいませんでしたが、実際はなかなかの手間がかかることでした。また、今回の医療費自己負担分は1万1千円と決して安価ではありませんでした。健康維持のためにはとりあえず運動したり、散歩したりと費用はさほどかからないのですが、医療が介在するとたちまち負担額が跳ね上がります。健康維持のためには手間とお金が必要と実感した次第です。

2013-10-09

健康維持のためにその2(調整池の一周1.5kmコース)

 
調整池のコース
私は毎日一万歩を目指して常に万歩計を携帯しています。50代の頃から身に着けています。埼玉県川口市から昔の職場の東京(渋谷/四ツ谷)まで通勤して、仕事をこなしている頃は一万歩はそれほど苦労しなくても達成出来ていました。ところが、定年引退とともに一万歩は決して楽ではないと思う様になりました。何故なら、意識的に歩かないと機械計測の歩数が四千とか五千歩に留まってしまうからです。そこで自宅近くの調整池を利用して歩数を伸ばすようにしています。

 


カンナ(2013年9月)
キノコ/名前不明(2013年9月)
この調整池公園は一周1.5kmですので、朝のうちに二周しておくとおよそ五千歩になります。春の桜から夏の夏草、秋のススキと周囲の景色は四季折々に変化して飽きることがありません。夕方から日没にかけても空の色に変化があります。楽しみは歩くことだけでないことにも気づきます。

満月(2013年9月)
散歩をベースにして、さらに週に何回かスポーツジムに通って、約1kmの水中歩行やスポーツジムに備え付けのウオーキングマシンを使っての歩行を取り組んでいます。あまり運動が好きでない60代はこうして意識的に歩かないとついつい一万歩が未達成になってしまいます。義務ではないけれど体調維持のための運動はとても大切なことですね。この調整池散歩コースには朝5時ごろから老若男女が多数押しかけてきて整然と歩いたり、走ったりしています。夜も歩く人走る人が何人かいます。こんなことが当たり前に出来る日本はなかなか安全・安心な国だと思います。

2013-10-07

健康維持のために(東日本大震災復興支援第6回きらり川口ツーデーマーチ参加)

 65歳にもなると個人レベルの体調管理は優先順位の高い項目になります。超高齢社会日本の最重要課題の一つと言えると思います。 ところが定年引退となり運動に費やす時間は数多くあるのに、現実は精々一万歩を目指した散歩、スポーツジムでのマシーンを使った運動など新鮮味の乏しい取り組みになってしまいます。
 
戸塚中台公園

 
興禅院の彼岸花
今回はたまたま散歩中に見つけた町内会の掲示板に「きらり川口ツーデーマーチ」のお知らせが貼り付けてあり、インターネットで検索すると誰でも参加できる参加型の企画となっていました。
 参加費500円/日を事前に振り込んで川口市内の10kmコースをウオーキングするというものです。

赤山城址

10kmゴール
東川口の戸塚中台公園を9月29日9:30に出発し、緑豊かな竹林や真っ赤な彼岸花の群生地、西福寺三重塔、赤山城址、興禅院などの史跡を縫って歩き、途中の花と緑の振興センタ-中継点では「すいとん」が振る舞われました。川口市に30年以上住んでいながら、全く知ることの無かった道筋に感動しながら、約2時間のウオーキングに心地よい汗をかくことが出来ました。

 

 このような取り組みは全国各地であるとのこと、参加者のゼッケンを見ると埼玉県内に留まらず首都圏の各県や関西方面からのものもありました。6km、20km、30km」のコースもあって全国から2日間の取組で4千人もの参加者になったとか、「東日本大震災復興支援や川口市制施行80周年」などのサブタイトルが少し大仰と感じましたが、私も気持ちよく散歩することが出来て大満足でした。大会を支えてくれた下支えのボランティアの皆さんどうもありがとう。