ページ

2012-05-28

My weekend diary(週末日記25-26)



ワールドカップでも使われたサッカー場

 
土曜日(5月26日)はモーニングゴルフレッスンでアプローチを学びました。先生の指導どおりにするとしっかりとアプローチの距離が確保出来ました。
 
 午後にはサッカーのアンダーツェンティーンの国際試合を観戦しました。日本ーケニア戦でした。試合結果は3-0で日本チームの完勝でした。応援の成果が出て良かった。
 


 帰宅してから直近で予定している引っ越し準備を行いました。荷物の総量はそれほど多くはないけれど、やはり引っ越し作業って大変です。
  

デボンベールーゴルフクラブにて
  日曜日は(5月27日)は朝からゴルフコースに出ました。Devonvale Golf & Estateというワインランド地方にあるゴルフ場です。プレイ代金はカート付きで365R(3650円程度)、天候にも景色にも恵まれて大満足でしたが、残念ながら自分のスコアメイクのみは不満足な結果に終わりました。
 
 前日、出来たアプローチが今日は全く上手く出来ないのです。どうしてコースに回ると出来ないのだろうか…(反省)
 
 
地元の人で混み合う店内


 ゴルフは14:00に終了したので、切り上げてHout Bayまで車で移動した。そして地元の人々に人気のFish & chipsの店(魚種はヘイク、イエローテイル、イカ)からテイクアウトして自宅に持ち帰り、ビールとともにいただきました。とてもおいしかった。
 また帰る途中の海岸線の景色は日の入にはまだ早かったが、抜群に良かった。大いに楽しんだ週末でした。
 




My weekend diary(25-26.05.2012)

On Saturday I went to King David Golf Club to get a lesson for approach. so I got a little result.
In the afternoon, Iwent to the Cape Town Stadium to support" 8 Nations  Under  20 challenge".
I enjoyed it. Our Japanese team beat the Kenyan team, 3-0.
In the evening I prepared to move out.

On Sunday morning I went to Devonvale Golf Club & Wine Estate to play in golf competition.
It is a very beautiful golf course. I enjoyed it in spite of my bad score.
I finished this golf competition at14;00. After that, I went to Houtbay to buy  "Fish & Chips" at a restaurant there. The restaurant was very crowded with many local people.
After coming back to my house , I ate & drink. I had a very busy weekend .





2012-05-27

Good Food &Wine Show SA(南ア食とワイン祭)




ケープタウンコンベンションセンター
  ケープタウンの中心部にあるコンベンションセンターでGood Food &Wine Show SA(南ア食とワイン祭)が開催されています。25日(金)に語学学校の有志5名と先生2名の総勢7名で社会見学会に出かけました。入場料は95R(950円)。ワイナリーからの出品ワインの試飲やチーズや惣菜、ナッツ、米、粉、肉、魚などの加工品などをつまみ代わりに2時間以上かけて会場を回りました。私より40歳以上も若い仲間の食欲にはとてもついて行けませんが、とても興味深い被写体がたくさんあって、iPhoneのカメラ機能を活用して写真を撮りました。


とても広い会場

 虹の国南アフリカ共和国の名前にふさわしく、様々な顔つきの人々をとらえることが出来ました。ほんとに多様な人種で構成されてきたことが理解できます。その昔米国のサンフランシスコを何回か訪問しましたが、その雰囲気と似たところがあると感じました。
 
 今回の社会見学会はアルコール類の試飲あり、好きな食べ物の試食もOKと楽しめましたし、私自身も食周りの行事参加はとても好きな方ですので、しっかり満足できる内容でした。若い諸君(韓国、ナイジェリア、ブラジル、南ア)はもちろん大満足。18:00には切り上げて、皆さん、上機嫌で乗合タクシー6R(60円/人)を利用して学校の近くまで帰りました。
会場の様子その2

会場の様子その1


会場の様子その3         

会場の様子その4


2012-05-26

Mini Cucumber+α(ミニきゅうりのことなど)

マイぬかどこ
12R(120円ほど)/1パック
 南アフリカのケープタウンで私が毎日楽しんでいる食材がミニきゅうり(mini Cucumber)です。こちらではピクルス用に使うと思いますが、冷蔵庫の中でぬかずけにしておくと、ちょうど一日ほどで程よく漬かってくれます。



とてもおいしくいただいてます
  朝、昼、晩と様々に食卓の彩で活躍しています。まさにミニきゅうり様と言ったところです。不思議なことにサイズが中型や大型のきゅうりでは水っぽくてぬかずけになってくれません。糠味噌くさい話で申し訳なかったのですが、今、南アフリカ共和国で話題を提供しているズマ大統領のことについて少しだけ紹介します。

 フェイスブックをしている方々には気が付いていると思いますが、私の語学学校の先生Lizさんが何回か紹介しているズマ大統領の肖像画の件は、こちらでは連日テレビ・ラジオ・新聞などのマスコミが報道して大騒ぎになっているものです。

 私のブログで直接紹介することはしませんが、もし関心のある方は「City Press」という新聞を検索していただくと話題の肖像画が掲載されています。そしてその掲載をめぐる各界のやり取りなども知ることが出来ます。先月に70歳で4人目の妻(現有)との結婚をしたズマ大統領ならではの話題ということでしょうが、日本人の私から見てなかなか信じがたい内容になっています。

2012-05-24

What makes you proud of your sociaty?(誇っていいことは?)



I.Hには子供を育てながら学ぶ生徒も
  本日は語学学校でイエメン、ガボン、モザンビークの若者と日本の初老者と南アフリカ共和国の先生の組み合わせでグループディスカッションをしました。テーマは「国で誇っていいことは?」とし、題材として家族、友達、パートナー、政治、宗教を挙げて議論しました。それぞれ抱えている国情を背景にしてなかなか面白いやり取りがありました。
 
 イエメンでは特に許可が必要ということではなく、ほとんどの家に銃を保持しているそうです。政治と宗教の社会への影響力を比べるという設定では「宗教」との答えたのはイエメンとガボンです。南アフリカは教育の問題があるようです。
 

ある日のI.Hの授業から
  年齢が大きく異なるのでそれぞれのイメージが違っていると思うのですが共通してもっとも大切としたのが家族でした。

 さて、日本のことですが、「津波があったんですね、ところで東京は大丈夫だったのか?」と聞かれる程度の認識の皆さんに何を話したら良いのか迷いましたが、結局①懸命に働いてそこそこの経済力を持ったこと②憲法のもとに67年間戦争をしていないことの二つにしました。

 持ち時間が少なく、東日本大震災後のボランティア活動について触れることが出来ませんでした。是非、別の機会にでも話さなくてはと思っています。日本のことを知らない若者に何を知らせるべきなのか難しいものですね。 

 

2012-05-22

Sea Point's Walking (海岸の散歩)


夕陽①

 Cape Town(ケープ・タウン)のBeach Rd,Sea Point(シーーポイントビーチ道路) は海沿いの自動車道路です。並行するMain Rd,(メイン道路)との間には飲食店や地元の商店やスーパーマーケット高級マンションやホテルなどが立ち並び、主にヨーロッパなどからの観光客を相手にした事業を展開しています。ケープタウンの中心部まで車で15分程度に位置して、海岸線から山側まで住宅地が続く、高級住宅街としても知られています。


散歩やジョギングの人々

 ビーチロードの海側に公園と遊歩道が4km以上に渡って整備され、地域住民や観光客の恰好の散歩道となっています。夕方には大きな夕陽が海に沈み、それを見るための観光ツアーも用意されています。日常暮らしにとって、この地域の安全は比較的担保されていると思っています。
 私も健康維持のために毎日、1時間程度の散歩を心がけます。
 
 暖かい時期には設えられたベンチで読書する高齢者、散歩するカップル、ジョギングをする人々など長閑な雰囲気です。ここだけ見ていると自分が今、アフリカ大陸にいることを忘れてしまいそうです。
 
 しかし、南アフリカ共和国についてはもっと異なる視点からの観察が欠かせないと感じています。さらに勉強して見聞を広げたいと思います。(Mさんのアドバイスで地図を添付してみました)


夕陽②


 












2012-05-20

Franschhoek&Stellenbosch(フランシュフックとステレンボッシュ)

本日5月19日(土)は午前中はゴルフのレッスンでした。今回は砂場からゴルフボールを出す基本練習です。これまで砂にゴルフクラブを叩き込むと信じていたのですが、先生から他のゴルフクラブの振り方と同じにすることをすすめられました。先生の言うとおりにするとスムーズにボールがあがり、結果は明らかに違いがありました。

スープ

お魚料理

お口直しのグラニテ

メインのステーキ
デザート
トカラのながめ
 ゴルフレッスンの後に西ケープ州のWinelands(ワインランド)を訪ねました。Stellenbosch(ステレンボッシュ)のTokara(トカラ)ワイナリーを訪ねて昼食をとりました。このワイナリーのレストランは観光客に大いに人気があり、4月まではなかなか予約できないところなのですが、5月の半ばを過ぎると地元の訪問客が中心となり、予約なしでも入れました。この時期のサービスコースを食べましたが、ワイン付きで5品が登場し、満足出来る内容でした。料金は250R(約2700円)。
 
 ここのシェフは日本食を研究している様子です。最初のスープには醤油で濃く味付けした椎茸を添えてきました。二品目には新鮮な魚をグリルして、こちらでは珍しい温泉卵で彩にしていました。60度40分の処理と言ってました。お口直しのグラニテの後に、メインのステーキをミディアムでいただきました。しっかりとした味付けで食べごたえがありました。デザートはアイスクリームなどです。
 
ユグノー記念館
 そのあとにFranschhoek(フランシュフック)にあるHuguenot Memorial Museum(ユグーノ記念館)を訪ねました。ここはフランスのプロテスタント達が母国を逃れてはるかな南アフリカの地を切り開いた歴史の記念館となっています。残念ながらフランス語の解説しかなく、詳しくは判りませんでしたが、フランス王アンリ4世が1598年にナントで発布した勅令により、新教徒のユグノーの信仰の自由を認めたものが、1685年にルイ14世がこれを廃止し数多くのユグノーが外国へと移住し、南アフリカにもその子孫が定住した経過を記しています。ちなみにノーベル賞をネルソン・マンデラさんとともに受賞したデクラークさんがユグノーの系譜にあることも説明されています。

2012-05-19

Elandsbaai(エランド・ベイ)


エランド・ベイの海の家食堂からの1ショット
  
ランバーツ・ベイの漁師
                                        西ケープ州のWest Coast(ウエスト・コースト)にあるLanbert's Bay(ランバーツ・ベイ)からSt.Herena Bay(セントヘレナ・ベイ)Saldanha(サルダナ)へと続くR27号線は大西洋を見てセントヘレナ湾を駆け抜ける名勝地です。
 
 町一番というランバーツ・ベイ・ホテルに一泊して、翌日このN27を中心にして北から南へとドライブしました。
 エランド・ベイの手前で立ち寄った海の家食堂の魚料理が素晴らしかった。


エランド・ベイ

 その後に立ち寄ったElandsbaai(エランド・ベイ)で「この地で移住しながら暮らしたブッシュマンが彼らの居住した洞窟に書き残したのがEland(大鹿)だよ、それが地名として残っているのさ。」との説明をしてくれたのは案内役をしてくれたアントンさんです。







洞窟の壁画
 
案内役のアントンさん
  

 その後、15世紀末に航海探検家のバスコダ・ガマが発見したというセント・ヘレナ湾沿いに南下して、Darling(ダーリン)まで半日かけてWest Coast(ウエスト・コースト)を楽しみました。天候にも恵まれ素晴らしい小旅行となりました。

 
 
 
 

2012-05-18

Groot Constantia(グルート・コンスタンシア)



子供と馬たち

警備の気のいいお兄さん

 Groot Constantia(グルート・コンスタンシア)は南アフリカ共和国の数あるワイナリーのなかでもっとも古く、歴史的な価値があります。17世紀に建てられた建造物も残されています。
 
Cape Townの市内からは比較的近い距離にあり、車で行くと30分ぐらいの距離です。観光地としても有名で4月までの暖かい時期にはとてもたくさんの観光客が訪れます。

 このワイナリーには試飲コーナーやレストラン、手入れの行き届いた庭とに加えてWine Museum(ワイン博物館)などもあり、 家族連れがしっかり楽しめる施設でもあります。

パスタと魚とハムの串焼き風
今回、同じコンスタンシアにあるConstantia Uitsigを訪ねました。ここの レストランの昼食はとても美味しかった。もちろんワイン付きです。そしてワイナリーの景観を楽しみました。厩舎のある風景にも親しみを感じました。
 

ワイナリーの景観
  コンスタンシアは超高級住宅街としても知られています、広い庭にプールを構えて、それぞれの家には防犯のために警備員や防犯犬が常駐し、その他に庭師も定期的に仕事に訪れるような地域です。
 
 家の周囲には高い壁が張り巡らされ、常に防犯を意識している家のつくりになっています。 
        
これらのことは同じ南アフリカ共和国のなかでN2という高速道路沿いに並ぶ貧しい人々の住まいなどとは全く違う地域の様相を見せています。



 


2012-05-17

South Africa Nowその3(南アフリカ共和国のこと)

南アフリカ共和国は複数政党制を維持しています。今回は野党第一党のDAです。

DA(民主連合)
 
 DA(Democratic Alliance)は2000年6月にNew National Party (新国民党)とDemocratic Party(民主党)と Federal Alliance(連合同盟)の3政党が合併して発足しました。そして同年12月に行われた統一地方選挙ではCape Town市で与党となりました。2004年の総選挙ではさらに躍進し、50議席を得て野党第一党になりました。2006年から党首になったHellen Jille(ヘレン・ジレ)さんはCape Town市長となります。このDAはヘレン・ジレさんのもとで2009年総選挙では67議席と躍進しました。また、2009年にはCape Town市を含む西ケープ州の首相にヘレン・ジレさんが就任しました。南アフリカ共和国の9州のうち西ケープ州が唯一、ANCが与党でない州となっています。

 一方、アパルトヘイト政策を推進した新国民党の前身組織National Party(NA)は1994年の総選挙ではANCに次ぐ議席を獲得し、党首デクラークは副大統領を担ったにもかかわらず、2年後には与党を離脱して野党第一党となり、政党名もNew National Partyと名乗るようになりました。
 ところが、1999年の選挙で野党第三党に落ち込み、2000年にDPなどとともにDAを発足させながら、結局のところ、2001年にはDAから離脱し、ANCとよりを戻すことになりました。
 そしてNNPという政党は2004年の総選挙でさらに後退し、2005年には解党してANCに吸収されてしまったのです。

 2000年にともにDAを構成したDP(Democratic Party/民主党)とNNP(New National Party /新国民党)はともに南アフリカの白人勢力をその政党の基盤としながら、一方は消滅し、一方は躍進したことの理由が何かについては知りたいところです。一つ言えることはアパルトヘイト政策に関連してDAは反アパルトヘイトの立場で一貫し、NNPの前身のNPはその推進母体という決定的な違いがあったいうことです。DAを率いているヘレン・ジレさんは元ジャーナリストで反アパルトヘイト運動に積極的に関わってきました。また、ヘレン・ジレさんは現在、西ケープ州の首相を務めていることから、南ア国会の場でのDA議会党首は別の人物が務めています。DAの議会党首は2011年10月からリンディエ・マジブコさん(女性)が選出されています。


 





2012-05-16

Clifton Beach(クリフトン・ビーチ)


クリフトンビーチ(5月12日)

 私が今学んでいる語学学校はSea Pointという地域にあります。このすぐ近くに海岸線の美しさと沈む夕陽や細やかな白砂で有名なClifton Beachがあります。語学学校の教師が今日は「Clifton Beachに行って授業を行う」と言ったので生徒は大歓迎。
 
The Chinese  Ship ran aground at Clifton 2nd  Beach. It's beached on a Saturday night.(クリフトン第2ビーチに漁船が座礁して、土曜日からからそのままになっている)と教室の白板に書いて8人で出かけることになりました。とてもワイルドな授業で参考になりました。このあたりで一番きれいな砂浜に船が取り残されてしまったということです。<先生は第2ビーチと書いたが報道は第3ビーチ>
 


座礁している栄発丸(5月15日)

    実はCape townは金曜日の夜から朝方にかけて霧が深く、理由は良くわかりませんが、砂浜の手に取るような先に(約35mとの報道がありました)船が土曜日の朝から座礁しているのです。
 実は土曜日の午後にも個人的に現場に出かけ、写真を撮りましたが、このときは警察官が海岸線の道路を下に降りて、砂浜まで行くことを阻止していたために、遠くからの眺めしか写せませんでした。
ご近所のやじ馬さん(5月15日)
語学学校の屋外授業(5月15日)
 本日は語学教師のLizとともにとClifton Beachのきれいな砂浜まで降りて、このビーチの説明を受けながら写真撮影もすることが出来たのです。座礁した船の船腹にはEIHATUMARU(栄発丸)と書かれていました。一昨日に船員は救出されたのですが、日本人は乗っていなかったようです。

クリフトンビーチの山側の住宅(5月12日)
 この辺りは高級住宅街です。たくさんの見物人が海岸線を見渡せる道路に並んで船をみていました。

2012-05-14

South Africa Now その2(南アフリカのこと)


南アフリカ共和国は複数政党制を維持しています。その中のいくつかの政党を紹介します。南アフリカに来てまだ間もない身からの報告ですので悪しからずお願いします。今回はANCです。

ANC(アフリカ民族会議)
 この政党が1994年全人種参加の総選挙でANC(African National Congress)が勝利し、ネルソン・マンデラ大統領が選出され、その後3回の総選挙で勝ち続け、ずっと政権与党を維持しています。
 
 南ア大統領としてはネルソン・マンデラさん以来、1999年からターボ・ムベキ、2008年からカレン・モトランテ2009年からジェイコブ・ズマとすべてANCの議長か関係者が占めています。
 
 そしてANCはSouth African Communist Party(南アフリカ共産党/SACP)とCongres of South African Trade Unions(南アフリカ労働組合会議/COSATU)とTripartite Alliance(三者同盟)を結んでいます。
 
 この三者同盟は名ばかりのものではなく、南アフリカ共和国の政策決定にも影響をもたらします。最近の事例では4月30日から導入開始の予定とされていたハウテン州のジョハネスブルグープレトリア間の高速道路有料化システム(E-Toll)をCOSATUとの協議を踏まえて、1カ月間延長すると発表しました。
 
 これは野党第一党のDA(民主同盟)やCOSATU(南アフリカ労働組合)が反対を表明している案件です。COSATUが大規模なストライキの用意をしたり、南アフリカ共和国消費者団体を含む首都圏高速道路有料化反対連合(Outa/Oposition to Urban Tolling Alliance)が高等裁判所に対してE-Toll導入差止め訴訟を申し立てています。

 また、南アフリカ共産党は2007年当時ANCの議長であったムベキ大統領に替わる党首の選出をキャンペーンして、2009年のズマ大統領の実現を主導しました。

 ANCは政権与党であり、政治的には三者同盟のもとで舵取りを行っていると思います。

2012-05-13

Persimmon(柿)

文句なし!柿
 街中のくだもの屋さんにPersimmon(柿)が登場しました。季節を感じさせます。

4個で15.5R(170円)。たねなし柿で果肉が柔らかすぎずとても甘くて美味しい!ビックリです。

 山あいのStellenbosch(ステレンボッシュ)を訪ねると葡萄畑も収穫の時期を迎えて、寒い時期への変わり目を感じ取れます。
 ヨーロッパからの観光客もかなり数少なくなってきました。この時期は人ごみもなく余裕を持ってワイナリーのランチなどを楽しむことが出来ます。


ランチのキングクリップ(甘鯛)
  ワイナリーのランチはワイン付きで175R(1,800円)です。これからはシーズンオフ価格も期待できるとのことです。


烏賊のテンプラ


stellenboschの白ワイン


2012-05-12

South Africa、Now(南アフリカのこと)

 南アフリカケープタウンに1992年から住んでいるという日本人(女性)の話を聞く機会がありました。この方は1994年の全人種参加の総選挙時に、日本国籍を持ちながら投票に参加したという貴重な経験をお持ちです。

 この選挙でアフリカ民族会議(African Natinal Congress)が勝利し、ANC議長でだったネルソン・マンデラさんが大統領に選出されたのですが、当時はまだ爆破事件などが起こっていて、とても警戒しながらの日常生活だった様子です。以前にケープタウンに育った私の語学学校の先生がフリーダムデイの解放感を語ってくれましたが、日本人のこの方は選挙には参加したけれど街に繰り出して祝うという気分ではなかったようです。

 それから18年間を経た今と当時を比較して、食べ物(野菜・果物・魚・肉)などの品数や鮮度などの品質が格段に良くなっているとのことです。そしてこの状況はアパルトヘイト政策を終息して、すぐに実現したことではなく、直近の5年間ほどの間に良くなっている状況のようです。

 ところで南アフリカ共和国は複数政党制をとり、選挙で元首を選ぶ民主主義の国ということですが、1994年からANCが政権与党として君臨し、現在は2009年の総選挙で勝利したジェイコブ・ズマさんが大統領です。以前の私のブログでも紹介したように多人数の妻を持つ方を国の代表に据えることが民主主義とは矛盾しないのかは是非しっかり考えてみたいところです。

 少し時間をかけて、Democratic Alliance(DA/民主連合)、Congress of  the People(COPE/国民会議)、Inkatha Freedom Party(IFA/インカタ自由党)などの野党勢力についてももっと知りたいと思います。

2012-05-10

It's never too late to learn English (英語の勉強)



喜望峰にて
  語学学校の広報企画としてテレビ取材を受けながらの現地学習に参加しました。(5月8日)
 Cape Peninsula(ケープ半島)めぐりということで、Clifton Beach(クリフトンビーチ) Hout Bay(ハウトベイ) Chapman's Peak Drive(チャプマンズ・ピーク・ドライブ) Cape of Good Hope Nature Reaserve(喜望峰自然保護区) Simon's Town(サイモンズ・タウン) Boulders Beach(ボルダーズビーチ)Groot Constantia(グルート・コンスタンシア)と一日がかりで小型バスで駆け抜けました。Cape Town周辺の観光名所を訪ねながら英語学習と取材を同時にこなす企画でしたので大変でしたが、とても楽しい時間を持つことが出来ました。

ペンギンと海
 参加した生徒は7人(ブラジル3人、アンゴラ1人、ガボン1人、スイス1人、日本1人)、そして先生はこの日が最後の授業となるSaraでした。

一緒に出掛けた仲間
バスの中で南アフリカ共和国の国歌を練習しました。コサ語、ソト語、アフリカーンス語、英語が組み合わさったものでとても覚えきれませんでしたが英語の部分は以下の歌詞で歌いました。




Sounds the call to come together,
And united we shall stand,
Let us live and strive for freedom,
In South Africa our land.
最南端のCape Pointにて
リズムや歌詞がとても心に響く歌で皆で繰り返し練習しました。その際にそれぞれの国の国歌も歌おうということになり、参加した生徒が各国語で歌いましたが、日本だけは歌の調子が違っていると感じました。皆さん拍手してくれたけれど何これは?といった雰囲気でした。
この企画の締めとして一人一人に参加者インタビューがあり、私の話したことの一つが表題にした
It's never too late to learn Englishということでした。


2012-05-09

Money(お金)


南アフリカの紙幣とコイン
  
 南アフリカのお金は写真のようにビッグファイブと呼ばれている動物たちが使われています。200Rは豹(ヒョウ)、100Rはバファロー、50Rはライオン、20Rは象(ゾウ)、10Rは犀(サイ)の図柄です。(Rはランド)

 コインは5R、2R、1Rと50C、10C、5Cなどに動物や鳥などが描かれています。(Cはセント)
 これらのお金を日常的に使うわけですが、 大枚の現金はあまり持回らないほうが良いとされています。これはセーフティ確保の意味です。


 以下話は替わりますが、庶民は実際これらのお金をどの程度使えるのでしょうか?
 私の通っている語学学校の先生たちの話ですと南アフリカでチェーン展開しているWoolworths(ウールワース)やPicknPay(ペッカンペイ)やCheckers(チェッカーズ)などの店舗では、特に食品での価格と品質には差があるので、客層はどうしても平均収入などの影響を受けているとのことです。 「ウールワースは品質は良いけれど、高いのでたまにしか行かない」などの声が聞こえてきます。
 
 彼らがどの程度の収入を得ているのかは調べる必要がありますが、話を聞く範囲では教育関係者でも、6千~10千R(6万5千~11万円/月)程度かも知れません。これはCape Townのような都市化の進んだ地域での話ですが、南アフリカの鉱山労働者の平均年収が160万円程度との報告が「(独法)石油天然ガス・金属鉱物資源機構の金属資源情報(2011.10.20)」にも書かれているので根拠のない数字ということではなさそうです。
 
 主要幹線道路のN2沿いに30分も走ると建付けの貧困な住宅が延々と続く地域があり、そこには定職を得ることが出来ない人々も住み、街にはまだ物乞いもいる現状です。日本人の感覚でお金の価値を判断していると間違えることになると思います。

2012-05-07

Sushi(寿司)


Willoughbyの看板

中国人経営の回転寿司

日本人経営の寿司

Willoughbyの寿司



 私のブログに良く登場するCape TownのWaterfront(ウオーターフロント)のなかにWilloughby(ウィロビー)という人気の魚料理店及び寿司店があります。日本の寿司が流行のようでいつもお客がたくさん押し寄せて、通路を活用した店舗は大繁盛しています。皆さん上手に箸を使っています。

 本日、初めてその店で食べて見ました。山葵はすべて寿司とは別の調味素材として扱われ、すべてさび抜きのお寿司が出てきました。また、すし飯は酢が薄味で甘みが感じられれるように作られていました。ガリも酢が効いていません。鮭や鯛のネタは新鮮でしたがどうも日本の寿司とは別物との印象です。深くは判りませんが南アフリカ人の好みがそうだということだと思います。

 Cape Townには日本人の寿司職人の店もあります。仮にAさんの寿司は寿司ネタが良くて、極上のものです。マグロ、サケ、イカ、タイ、カイ類のどれをとっても極上のものです。すし飯もきちんと酢が効いており、米も日本からの輸入品ではないけれど、とても美味しいのです。

 これらに加えて、はやりの健康ブ-ムで中国人の寿司店も数多くあります。中には回転寿司店も見受けられます。中国人の経営する店に並べられる寿司は、日本人の知っている寿司とは別物の商品のように思えます。色鮮やかにして、お菓子のようなイメージの商品となっています。人それぞれの好みか違うので、寿司の形態と味は異なって当たり前ですが、日本人の私としては寿司は特別なものとしてこだわりがあるということにことなるのでしょうか…