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2012-10-28

友来たり、また去りぬ(Friends has come and gone away)

市内フリー循環バス(千五百円)
いざ、頂上へ
日本から南アフリカに来ていた私の友人たちはそれぞれの旅に出発します。まだ、仕事を抱えているKさんは一路日本へと帰国しました。ハピイーリタイアメントのOさん夫妻は次なる国ボツワナのチョベに向けての準備中です。三人で敢行したガーデンルート三泊四日の旅は案内人兼運転手のフレディによる臨機応変のツアーガイドで大成功と言うことでした。ケープタウンで見送った私としては無事の帰還でホットしました。なんと彼らはアフリカ最南端のアグラス岬までも走破したとのこと、私も是非行ってみたいと思います。


さて、Kさんが日本へ帰国する日、皆でケープタウン空港まで見送りましたが、その朝は残念ながら雨でした。まだ、テーブルマウンテン登山が実現できていないKさんに「今日もケーブルカーは無理です」と断言した私です。実際、朝方は頂上ふきんは雲で良く見えない状態でした。ところが、ごめんなさいKさんでした。見送りの後、三人で市内フリー循環バスに乗ってケープタウン市内をのんびりと見学し、ケーブルカーの発着所までたどり着いた午後二時ごろにはあれだけ厚く垂れこめていたテーブルクロス(テーブルマウンテンを覆う雲)がすっかり吹き飛ばされて青空が見えています。ケーブルカーも動き出したとのことで急きょ予定変更し頂上を目指しました。

ケープタウン市内①
ケープタウン市内②
「ビジュアリティ イズ プア」と案内所で前もって言われての登山でしたが、しっかりとライオンヘッドやサッカー場、ロベン島や美しいケープタウン市内、そして海岸線を見渡すことが出来ました。眺めはとても良かった。


ここは恰好の散歩道
下山して、またバスを利用し、仕上げにシーポイントのビーチロード沿いの海岸線をのんびり散歩しました。春風・潮風の心地よさを満喫して贅沢気分でした。ケープタウンは「アフリカにあってアフリカでない」と良く言われるそうですがなんとなくそうした言葉を実感した一日となりました。

2012-10-24

友、来るその4(Friends come all the way from Japan)

刺身
寿司
天麩羅
日本からの友人も4日目となり、体調も少しづつ整ってきました。昨晩はそろそろ日本食が恋しくなった頃と想定して、こちらケープタウンでは知る人ぞ知る日本人経営のH寿司レストランに行きました。こちらの食材を上手に活用して日本の寿司に並ぶレベルを維持しています。こちらは寿司ブームであまたのSUSHIレストランがありますが、私の感覚でいうと「似て非なるもの」です。遠出をしてもH寿司レストランに行くのが価値があります。ただし、日本と違って少量の肴で酒をいただき、仕上げに寿司を少々とは異なり、刺身、天麩羅、鍋、寿司のフルコースとなります。



①フェアビュー
②ラモッテ

③トカラ(メイン)
③トカラ(メイン)
③トカラ(メイン)
③トカラ(デザート)
さて、私たちは若い頃から良く一緒に飲んだ仕事仲間です。やはり、ステレンボッシュのワイナリーめぐりは期待される企画です。幸い4日目は快晴に恵まれました。今回のワインツアーは「美味しいワインと食事、それと山の景観」でした。そこで運転手付きの小型バスで出かけました。

①フェアビュー(やぎのチーズで特色を出しています。)、

②ラモッテ(ワイナリーの花壇は良く整備されています)、

③トカラ(和風を意識したお洒落な料理を出します)、

④スタークコンデ
④スタークコンデ
④スタークコンデ(経営者の奥様が日本人でステレンボシッシュの山並みと良くマッチした庭園があります)
以上の4か所は私が特にご贔屓にしているワイナリーです。





キングデービッドGC
いざ、ガーデンルートへ
皆さん、景観にも満足でき、美味しいワイン、食事とケープタウンの良さを満喫された様子でした。そして5日目はゴルフを楽しみ、6日目からはいざガーデンルートへと言うことで今回の訪問者のみで最も良い時期の素晴らしい山並み、海岸線、そして花々の景観が期待される旅へと出発しました。

2012-10-23

友、来るその3(Friends come all the way from Japan)

チャップマンズ・ピーク・ドライブにて
ハウトベイ(漁港)
日本からの友人たちがケープタウンに到着してから3日目となりました。時差ボケも少しは解消したころと考え、いよいよケープ半島まで遠出して喜望峰やケープポイントを訪ねることにしました。



その日はクリフトンビーチ、キャンプスベイを経由してハウト・ベイに行きました。ここは漁港ですから、昔ながらのフィシュ&チップスを私は良く買いに来ています。そしてチャップマンズ・ピーク・ドライブの入口にあたります。ここまでは天候にも恵まれ、海岸線沿いの海は色彩が多様でとても美しく、景観を大いに楽しみました。



喜望峰にて
そこからケープ岬の先端へと移動を開始しましたが、空がたちまち暗くなり、次第に強い雨となりました。喜望峰に到着しましたが、雨のために待機中の観光バスが何台かとどまっていました。我々がたどり着いたところで突然雨が小降りになり、どの観光客よりも先んじて喜望峰での記念写真を撮りました。ラッキーでした。喜望峰はその昔「嵐の岬(Cape of Storms)と名付けられていたそうですがその一端を知ることとなりました。私はここへ三度目の訪問です。雨の喜望峰は初めての経験ですが、なかなかに味わい深いものがありました。


ケープポイントをバックに
ルック・アウト・ケープポイントからの眺め
その後、ケープポイントに移動して、インド洋と大西洋のぶつかり合う様子を見学しました。晴れた日のケープポイントも素晴らしいのですが、荒れた海はこの岬の実像ではないかと思います。


ボルダービーチレストラン
海鮮カレーライス
その後ボルダービーチへ行って昼食を摂りました。ビールと海鮮カレーでなかなかの味でした。このレストランはペンギン観察地域の入口にあたる場所にあり、大変混み合っていました。



ペンギンは寒くないのか?
群れのペンギン
保護区内の野生ペンギンは雨のため、寒そうにしているのか、それとも寒さを苦にしないので楽しんでいるのか良くはわかりませんでした。
この日は長時間のドライブとなりました。運転手付きの車を雇って7時間の契約でした。通常ではこの内容で約2000ランド(2万円)ほどが必要です。

2012-10-22

友、来るその2(Friends come all the way from Japan)

カンパニーガーデン(日本提供の石灯ろう)
日本から丸一日以上をかけて到着した友は時差ボケを感じていることだろうと考え、到着日やその翌日は比較的軽めの行動日程を計画しました。

ケープタウンにはかってオランダ東インド会社が奴隷を使って畑を耕していた土地だったカンパニーガーデンがあります。今は公園として市民に開放されていますが、アフリカ周りの船が一時寄港しているときに野菜等の食料を供給するための基地だったわけです。この周辺には働かされていた奴隷の宿舎址(スレイブロッジ)や東インド会社の総督の居城(キャスル・オブ・グッドホープ)が残されています。ここまでは宿泊先からタクシーなどで50ランド(500円)程度で行けますので案内しました。

ケープタウンの交通労働者のデモ行進
語学学校のクリストル先生と会話
また、カンパニーガーデンのすぐ近くにはたくさんのお土産店や屋台が立ち並び、お昼時には食事を楽しむことも可能です。様々な食材やお土産品の立ち並ぶ様子を観察しました。特定のエリアは安心して散歩できますが、それ以外の場所は警戒する必要がありました。

たまたま、この日は市内の交通労働者達が賃金要求などでカラフルな服装でのデモ行進を行っていました。歩き疲れたのでセント・ジョージ・大聖堂のコーヒーショップで一休みしました。南アはイギリスの影響が強い訳ですが、コーヒーは美味しいものを飲ませる店があります。しかも、一杯が15ランド~18ランド(150~180円)程度ですのでお得感がありました。

友、来るその1(Friends come all the way from Japan)

ウオータフロントにて(テーブルマウンテンとテーブルクロス)


日本の友人達がケープタウンを訪ねてくれました。Oさん夫妻とKさんです。10月17日に到着してから買物、飲食、観光、ゴルフと精力的に動きまわっています。私もご一緒しながら、この街とその周辺地区をもう一度訪ねるチャンスを得て、改めてケープタウンの豊かさや美しさを実感することが出来ました。少しだけ、紹介させていただきます。





ウオーターフロントにて(テーブルマウンテンとヨット)
観光客としての視点からはウオータフロントは何かと便利です。まず、この場所は極めて美しい景観を保持しています。ここから眺めるテーブルマウンテンは素晴らしい。「あれがテーブルマウンテンにかかるテーブルクロスです」と説明をして、晴れたときに何をさておいても登るところと説明します。
 

 そしてウオーターフロントは安心して歩行できます。この安全・安心はケープタウン観光で最も大事なことの一つです。そして敷地内にインフォメーションセンターを併設しています。観光の拠点としても使えます。皆さんはガーデンルートを走行する予定ですからその情報入手が可能です。そしてOさん夫妻は南アの後にジンバブエ、ボツワナ、マダガスカルなどを訪ねますのでここでの情報収集は大変に役立つものでした。
 

2012-10-16

ワインツアー(Wine Tour on Saturday )

ステレンボッシュの葡萄畑
20人が参加
私の語学教室、インターナショナルハウスの主催するワインツアーに初めて参加することにしました。参加者は圧倒的に若者が多く、体力的についていけるかとの不安はありましたが、試飲の原則(飲みこまない)を守って、何とか最後まで楽しく皆さんと付き合うことが出来ました。
朝8:30にバスが出発し、都合4か所を訪問し、帰宅は18:00となりました。

中央がツアーコンダクター
試飲は作法を守って
最初の訪問地VILLIERA WINES(sttellenbosch)ではツアーコンダクターが葡萄畑の土づくりや接ぎ木(パラサイト)の工夫で病害虫に強い品種を育ててきたことを説明してくれました。その後、ワインの醸造所に入り、果汁圧搾、ブレンド、貯蔵、貯蔵樽などについての解説がありました。その後の試飲はテイスティングの作法も習いながら行いました。そのころには参加者がだんだんと調子を上げてきました。

庭にヤギ
チーズも様々
二番目にFARE VIEWというワインとともにヤギのチーズをたくさん揃えていて、こちらでは著名なワイナリーを訪ねました。





楽しそう①
楽しそう②
この時間帯には試飲の回数も10を超えていますので、飲み込んで味わった皆さんは段々と調子が上がってきています。顔の表情も違って見えます。





ワイナリーには諸施設あり
屋外でのランチ
三番目のワイナリーはEYERSKLOOF(stellenbosch)でした。昼時でしたので軽食をとりました。私はクラブサンドイッチを注文したのですが、期待していたものと別のものが来ました。crabとclubは全く違うものですね。でも、美味しくいただきました。

飲もう
仕上げはブランデーコーク割り
四番目に訪ねたAnnandale Wine Estate(stellenbosch)の頃は、それぞれすっかり出来上がり、ワインテイスティングの基本もどこかに行ってしまい、どんどん飲み込んでいるメンバーも多数いました。なかなかの景色もあったのですが、花よりワインと言ったところです。

ブラジルのナイスガイ
無事に到着
帰りのバスは上機嫌のブラジルから来ているナイスガイたちが大騒ぎ、およそ一時間の行程もあっという間に終了し、全員無事に語学学校まで戻りました。全費用約500ランド(5千円)お得なツアーでもありました。その後、さらに飲み直しのメンバーもいたとかブラジルの若者は概して酒に強いことを知りました。





2012-10-13

看板(A sign)

お店の看板
実は理髪店
JAPS これには驚きました。Just Another Personal Serviceと言うことでした。ここはなかなか腕前の良い散髪屋さんでしたが、髪を切ってくれたクラウディアによるとある日本人が「この看板は何だと怒鳴り込んできた」ことがあったそうです。
お店の看板
洒落た飾り付け
haas この意味はアフリカーンスで「うさぎ」の意味だということでした。店内はとても洒落たコーヒーショップで地元の若者たちや観光客が立ち寄る店でした。挽きたてのコーヒーが美味しかった。







お店の看板
作品の一部
MONKEYBIZ この店は2000年から始めたビーズ細工の専門店です。
(non-proit income-generating bead project founded in January2000)
地元の婦人たちの手仕事で、この店で販売された商品の利益はすべて製作者のもとに届くという説明でした。お店自体は営利を目的としていないとのことでした。私も孫の土産に100ランド(1千円)の置物を買いました。

お店の看板
この窓際に良く座ります
CATURRAこの店は私が良く行く、コーヒー店です。ここで働く青年が私は「日本で過ごしたことがある」と言います。看板が京都と関連するのかは聞きそびれましたが…ここは語学学校の生徒は一律5%デスカウントなので気に入っています。