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2014-09-29

第一回消費者法ブックカフェに参加

(消費者法ブックカフェ)
私は9月26日に「消費者法ブックカフェ」に参加した。この消費者法ブックカフェとは渋谷の全国婦人会館を訪ねて、「逐条講義 製造物責任法 基本的な考え方と裁判例」というやや硬いタイトルの本にまつわる様々なことを語り合う会でした。著者の土倉澄子さんが手作りのお菓子を用意し、参加者はコーヒーとともにそのお菓子をいただくという、参加者にはとても嬉しいお土産もある企画でした。ちなみに参加費は500円、本の値段は3200円です。




(逐条講義 製造物責任法)
日本で製造物責任法が制定されてから20年を経ました。この法に基づく裁判事例も数多く蓄積されてきました。しかし、裁判の個々の事例解析は十分には集約されず、裁判事例を消費者が学び、これを参考にして使いこなすところまでには至らずというのが現実の姿と思われます。著者の土倉澄子さんはこの現状に一石を投じて、個々の判決の教訓を消費者被害を根絶させるための施策に生かしたい、そのための環境整備を進めたいと二年がかりで一冊の書物にまとめました。

取り上げた裁判事例は加工あめましば、抗ガン剤イレッサ、こんにゃくゼリー、自動車、イシガキガイ料理、チャイルドシート、輸入冷凍食品、ガス湯沸かし器、立体駐車場、ヘリコプター・エンジン、商業施設エスカレータなどと幅広い題材にわたります。これらの消費者被害事例を逐条で取り上げ、導かれる教訓は何かを展開しているのですが、上智大学文学部、東京大学法学部で学び、内閣府国民生活局、消費者庁で働いた経験を生かしてまことに知的な試みになっています。

正直言って読み通すのは大変なことですが、読めば読むほど味わい深いと思います。




2014-09-24

川口グリーンセンターの入場料変更

(川口グリーンセンター入口)
川口グリーンセンターは川口市の「みんな仲間バス」が全区間100円で運行されていて、我が家からはバスに乗れば20分ほどで到着します。四季折々の植物が咲き乱れて、私のお気に入りのスポットです。

この間65歳以上は入場料無料の恩恵に預かり、何度も気持ちよくグリーンセンタ内の草花や木々を楽しんでいました。先日も孫と一緒に出掛けましたが、思いがけず、入場無料は68歳以上となりましたとの案内があって年間パス1050円を購入することになりました。


(公園内のD-51に乗って)
少しばかり川口市のやり方がせこいなと感じたのと65歳と68歳の違いは何よと怒りがわきました。団塊世代がそれだけ突出して多いということかと勝手に解釈しましたが、この手の話は年金や福祉介護の領域でもするりと出てきそうだと警戒心を強めたところです。

知らぬ間に65歳以上の世代にも負担が増していく社会って、どうなのよ…、最近の自民党政権の戦争に向かう姿勢に怒りを禁じえない私ですが、年金や介護の足元をすくわれないようにしなければと思うこの頃です。

2014-09-21

大山の下山を男坂で?悠々楽山会


(大山山頂)
9月19日は晴天に恵まれ、私は神奈川県の大山に登りました。悠々楽山会の5名が頂上を目指したこの山の標高は1252m、江戸の昔から信仰の山として数多くの庶民に愛され、今も山ガールが押し寄せる人気の場所です。

当日は9:30に神奈川県の小田急伊勢原駅に集合、大山ケーブルバス停までバス移動、そこから大山ケーブル駅まで歩き、ケーブルに乗って阿夫利神社駅に行き、そこから2時間半ほどかけて頂上まで歩きました。とにかく登りの連続で初心者の私にはとてもきつかったのですが、何とか頂上までたどりつくことが出来ました。

(持ち寄りのおかず)
(遠くに湘南の海)
その後は楽しみの昼食会です。持ち寄ったおにぎりなどを食べて山の清々しさを満喫しました。厚焼き卵焼きや果物が持ち寄られるのもこの山会の良いところです。すきっ腹に美味しさがしみ込みます。




(きつーい男坂)
(とにかく急こう配)
下山は順調でしたが、途中から男坂を下りるというやや無謀な選択をしてしまいました。急なくだり坂をヘッピリ腰で降りた私は下山後に鶴巻温泉「弘法の里湯」に入りました。短時間でしたが温泉で養生したためか、翌日からの筋肉痛は緩和されました。

2014-09-12

秋を感じさせる一品、ゴールドラッシュ

(ゴールドラッシュ)
私のふる里北海道名寄市では春のアスパラ、秋のとうもろこしなど、ご当地自慢の農産物が生産されています。今年入手した名寄産ゴールドラッシュ(とうもろこし)を塩茹でしていただきましたが、文句なく、甘くて柔らかく、美味しかったです。

最近はトウモロコシのイメージも随分と変わって来ましたね。まるで果物の様にデザートとしても利用出来るのです。





(大賑わいの産地直売会)
9月3日-5日には杉並区役所前広場で名寄産ゴールドラッシュ(とうもろこし)の産地直売会を行いました。様々な広報ツールでお知らせして、販売開始の午前10時までには購入希望者が50人ほど列をなして待機状態です。

私は東京なよろ会というふるさと会の立場で販売支援をしましたが、1本100円で飛ぶように売れ、三日間とも2-3時間で売るものがなくなりました。とても忙しい思いをしましたが、北海道名寄市から運んだ総計7,700本が完売となり、我がふる里産品の人気ぶりに嬉しい思いをしました。

2014-09-07

9.4戦争させない・9条壊すな 総がかり行動に参加

(日比谷野外音楽堂)
私は9月4日に日比谷野外音楽堂に出向きました。「戦争させない・9条壊すな総がかり行動」に参加したのです。これまでも私は集団的自衛権の閣議決定に反対する集会、閣議決定の撤回を求める集会とたびたび参加してきました。

この日は主催者発表で5500人が集まった熱気あふれる集会となりました。登壇してお話しされた著名な方々、山口二郎さん、小室等さん、雨宮処凛さん、落合恵子さん、中野晃一さん、司会の神田香織さん、皆さんの話や歌は気合がこもってとても良かったと思います。


(満席の会場)
その中で私は北海道と沖縄と東京の取組を伝えた報告が印象に残りました。集団的自衛権の閣議決定の後に新たな組織の立ち上げや辺野古などの取組、これまでの組織の活性化など「閣議決定の撤回」を求める世論が急速に拡大していることを実感しました。

「戦争しない国」を継続させるために、安倍第二次改造内閣の化けの皮をはがして、必ず福島、沖縄と続く地方議会選挙に勝利していくことの大切さを思いました。

2014-09-05

主婦会館と第二次安倍改造内閣の女性登用?

(主婦会館の玄関前)
9月3日に私はPLオンブズ会議があって四ツ谷の主婦会館(プラザ・エフ)を訪ねました。安倍第二次改造内閣の組閣発表の日です。この日、玄関前の笛を吹く少女の旋律はどんなものだったでしょうか?

私は全国消費者団体連絡会で働いた経過もあり、消費者担当の特命担当大臣がどなたになるのか注目していました。

有村治子女性活躍担当、行政改革担当、国家公務員制度担当、内閣府特命担当大臣(消費者及び食品安全、規制改革、少子化対策、男女共同参画)と発表されました。


この有村大臣はこれまでの消費者運動の経過にほとんど登場したことはなく、大変失礼ながら、初めて聞く名前でした。ウイキペディアなどを見たところ、「神道政治連盟国会議員懇談会」、「日本会議国会議員懇談会」、「教育基本法改正促進委員会」、「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」などとここには書ききれないほどの多彩なご活躍の場をお持ちでした。安倍首相の政治的な傾向の良き理解者との印象です。

この内閣府特命担当大臣は消費者運動の歴史などにはどのような関心をお持ちなのか、是非、聞いてみたいところです。少なくとも1948年に設立された主婦連合会や元国会議員だった奥むめおさんなどについてはどんな思いがあるのだろうか?