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2014-10-31

別所沼(埼玉県)の秋

(秋の別所沼)
(少し色づく別所沼)
20年ぶりに3世代でさいたま市の別所沼を訪ねました。私たちの子どもが小さかった頃は自転車で良く出かけた場所でしたが、今回は娘の車で孫と一緒に行きました。秋の気配の静かな佇まいのなか、何をするでもなく沼の水面を眺めている様が少しばかり嬉しかったりしました。年金世代の特権ですね。

(昼食セット)
(浦和の萬店)
昼時に何故か鰻が食べたいとなって、別所沼の老舗店、萬店を訪ねました。うな重と白焼きを併せた昼食セットをいただきました。文句なく美味しくいただきました。この時期の鰻もなかなか良いものですね。

秩父の越後屋(ゑちごや)で囲碁三昧

(夕食の賑わい)
(越後屋)
10月末の秩父小鹿野町へ囲碁合宿に出かけました。紅葉には少し早いようですが、深まりゆく秋の気配を存分に感じ取ることが出来ました。
旅館越後屋(ゑちごや)は例年この時期に囲碁仲間と訪れる定宿です。私はこじんまりとした宿の雰囲気が大好きです。食事は地元の山菜、川魚などが取り揃えてあり、懐かしい味付けです。
宿の御主人が手打ちでふるまってくれるこの宿の秩父蕎麦は絶品です。また、酒好きには岩魚の骨酒が味わい深い推奨品です。




(対局のひと時)
今年は囲碁同好会の10名で囲碁三昧で楽しみました。
各人9局の総当たり戦です。午後に宿に到着して、すぐに対局開始。夕食後に風呂に入って、引き続き対局。翌朝眠りから覚めたら朝食をとって、またまた対局と囲碁尽くしの幸せな時間を過ごします。一年に一度の囲碁三昧です。浮世のこととは少し離れて楽しい時間に没頭しました。

2014-10-26

上谷沼調整池グランド(芝樋ノ爪グランド)の持久走大会

(グランドでの準備走)
素晴らしい秋晴れのもと、上谷沼調整池グランドでは近所の中学生による持久走大会が行われていました。私は孫と一緒にこの持久走大会の見学です。今から23年ほど前にはこのグランドを私の子どもたちが走っていました。月日の過ぎ行くのは本当に早いものだと実感します。
この調整池グランドは休日の早朝から子どもたちのサッカー場や野球場として使われています。いつもはご近所の住民が散歩コースとして調整池の周囲1.5Kmのコースを早朝から利用しています。
これらの光景を眺めているとしみじみ平和のありがたさを感じます。若者は溌剌として高齢者は元気を出して歩いたり、走ったり、戦争をしない憲法九条を持つ国の気持ち良い風景です。
私はこれからも時代を繋いで誇り高く「戦争を知らない子供たち」を増やして行きたいと思います。

2014-10-23

第50回埼玉県消費者大会に参加(記念講演は大江健三郎さん)

(大会資料集と情報誌)
(記念講演会)
10月21日は「コープみらい さいたまインフォメーション」に掲載してあったので、私が知るところとなった第50回埼玉県消費者大会に参加しました。会場となった埼玉会館大ホールは1300人を収容出来ます。ほぼ満席の大ホールでこの大会の記念講演が行われました。講演者はノーベル賞作家の大江健三郎さん。「私の人生を貫いているもの」と題して一時間半の話をされました。
(会場に向かう参加者)
大江さんは「九条で未来に向かうことを倫理的な心構えとして一人一人が持たなければならない」と述べました。南アフリカ共和国のノーベル賞作家ナディン・ゴーディマさんとの交流の話から始めて、今年のノーベル平和賞に関するアメリカ・イギリス・フランスからの取材対応の準備として、湾岸戦争への日本政府の対応と当時の海外メディアの論評とル・モンド紙のフィリップ・ポンスさんの記事との比較を改めて行いました。当時の海外メディアの「日本は金だけ出した」という論評に対して、ル・モンド紙が「九条の原理・原則があるので妥協できない」と憲法九条を持つている人間の心のあり方として言ったならばフランス人も敬意を払ったのではないかとの問いかけに着目したこと、10歳で終戦を迎え、それからどのようにして自分の人生を創ったのか、憲法が出来て「戦争をしないということと個人として生きていく自由と権利がある」ことを知り、その憲法や教育基本法に励まされて勉強を続けることが出来たこと、同世代の井上ひさしさんとの交流、加藤周一さんらと九条の会を立ち上げた人々の話など縦横に語りました。
第50回埼玉県消費者大会は実行委員会を27団体で構成し、この大会に向けて準備を重ねてきました。大会スローガンは「50年の歩みを確信に 平和で安心してくらせる社会をめざして」です。午前中の全体会では1965年の第1回から50回までの歩みをスライドにまとめ映像で報告し、大会アピールを満場の拍手で確認しました。ここには埼玉県知事の上田清司さんも駆けつけて挨拶しました。午後からは「食」「医療・社会保障・くらし・経済」「消費者問題」「環境」「教育・子育て」の5つの分科会に分かれて参加者が交流しました。参加者は1100人を超えました。


2014-10-17

お気に入りの地元のかみや鮨さん

(太巻き寿司)
(上寿司)
私がお気に入りの地元のお寿司屋さんは「かみや鮨」と言います。家族のちょっとしたお祝い事などに利用させてもらっています。先日は愛知県に住む息子と嫁が訪ねてきたのでお寿司にしました。私はこの店の太巻き寿司が大好きです。ボリュームたっぷりで切り口がとても美しいのです。
もちろん、生寿司はいつも変わらぬ品質でシャリの塩梅とネタのバランスが絶妙です。築地もいいけど地元のお店が一番のお気に入りといったところです。御馳走様でした。
埼玉県のような海無し県で、おいしい生寿司が食べられることは日本に住んでいる私たちの知られざる特権と思います。

2014-10-13

マンションの大規模改修工事は最終盤へ

(工事用足場の解体作業-内側)
我がマンションの十年ごとの大規模改修工事は今月(10月)に入って、工事用の足場が解体され、外壁を覆っていたフェンスシートなどの撤去作業が進んでいる。振り返ると今年5月から約半年間を経過したマンション外壁塗装作業はようやく最終盤を迎えつつある。

夏の暑い盛りにも足場と網目のフェンスシートで家中の窓を覆われたことから、我が家では暑苦しさや閉塞感、さらに工事現場の作業音や有機溶剤の臭いなどによる生活環境のストレスが蓄積していた。しかし、職人さんが次々とシートを取り除き、工事足場を解体する作業は我が家に解放感と満足感をもたらした。

(工事用足場の解体作業-外側)
これまで十分には見えていなかったマンション外壁の塗装結果がはっきりと現れて、三十年以上を経過中の建物も一目真新しく、きれいになった。窓から見えるいつもの景色が、覆いが取れて新鮮に見えるのが嬉しいといったプチ解放感に浸ることが出来た。

話は飛んでしまうが、今、私にとりついている日本の政治状況、とりわけ「集団的自衛権の閣議決定(7月1日)」から、「日米防衛協力のための指針の見直しに関する中間報告(10月8日)」などを経て、日本の自衛隊が海外各地で軍事同盟国とともに戦争をすることになるとの疑念をどうしても晴らすことが出来ません。

すっきりと疑念を晴らす道筋は閣議決定の撤回であると思います。このために微力ながら力を発揮したいと思います。

2014-10-09

デング熱と台風18号に抗って!北海道産直フェア

(10月3日の店頭)
(煮込みジンギスカン10月3日)
第20回北海道産直フェアは10月3日~5日の3日間代々木公園B地区で開催された。私の故郷北海道名寄市からも「煮込みジンギスカン鍋」をメインにしてふるさと産品の産直品販売に挑戦した。
私は10月3日と10月5日に店頭で販売したが、気候条件があまりに違い、苦戦した。


昨年の第19回産直フェアはこの代々木公園に40万人もの人々が押し寄せたのだが、今年は例のデング熱騒動が代々木公園A地区で発生したために、このA地区は現在まで閉鎖措置が取られている。実は代々木公園B地区は何ら規制を受けずにこの間も様々なイベントが行われていたのだが、全般的に代々木公園には近寄らない方が良いとの印象があるのか、そもそも訪問客の総数が落ちてしまった。販売品はとうもろこし、白菜、キャベツ、ニンニク、ひまわり油と取り揃え完売したものもあったが、メインは煮込みジンギスカンの試食販売だった。この商品はB級グルメ選手権にも登場予定で今、名寄市が最も力を入れて宣伝しているものの一つだ。食べると実に美味い。私はビールにも良く合う優れものと評価した。

(10月5日の店頭)
(煮込みジンギスカン10月5日)
10月3日は約30度の高気温となり、煮込みジンギスカンをいただくには、暑苦しさが付きまとってしまった。10月5日は台風18号の影響なのか、朝から雨が降り続き、低気温となり、煮込みジンギスカン販売には有利だったが、降雨量が半端でなかった。その中で懸命の呼び込みを行い、暖かい煮込みジンギスカンを味わっていただいた。