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2013-01-31

アフリカ大陸最南端の旅その3(ブレダスドーブ~アーニストン)③Bredasdorp~Arniston

アーニストン魚港

手前も対岸もすべて白砂
1月26日は朝からブレダダスドープでゴルフを楽しみました。(ゴルフの様子はすでに私のブログで紹介しました) 
その後、私はアーニストンに向かいました。
 このインド洋に面した古い漁師町は白砂の浜辺と白壁作りの漁師の家が立ち並び、魚の臭いの全くしない不思議な街です。

白壁の家
ケーブ
ここは漁師町として200年以上の歴史を重ねて、国の保護地区に指定されています。 目の前にある海の色合いは深いコバルトブルーです。明らかに大西洋側の海の色合いとは異なります。
 アーニストンロッジに落ち着いてから、車で一走りの場所にある、ケーブを見学しました。満潮で洞窟の中までは入れませんでした。

イワシ
サーモンのパスタ
その日の夕食は歩いてたどり着ける海のそばのレストランでいただきました。
 魚介スープとイワシの焼き魚、サーモンパスタを楽しみました。イワシが地元のビールや白ワインに良く合いました。





翌朝は日の出が6時頃でしたが、アーニストンの海岸でインド洋からのサンライズを眺めました。日の出に祈りをささげているような人影もあり、趣がありました。

2013-01-29

アフリカ大陸最南端の旅その2(スタンフォード~アグラス岬)②Stanford ~Cape Agulhas

スタンフォードのワイナリー
ウォーカーベイのビール醸造所
1月25日の午後はハルマナスから、次なる目的地スタンフォードを目指しました。この街は19世紀からスタンフォード一族によって開かれた地域です。今はワイナリーやビール醸造所、チーズ工場などがあり、このあたりの旅の拠点になっています。



 先ずスタンフォードワイナリーを訪れ、試飲の後にシラーズ(赤ワイン)を購入しました。ワインのラベルにはSIR Robert Stanford1806-1877と記され、この地域を切り開いた一族の名前を冠したワインとなります。そのすぐ先に小さいながらも洒落た街並みのスタンフォードの集落がありました。街の入り口にはインフォメーションセンターが置かれていました。そこでオーバーバーグ地方の情報を改めて仕入れてから、ウォーカーベイというビール&ワイン醸造所を訪ねました。私はワインに続いて、ピルスナービールなどの試飲をしました。いずれも私には満足のいく品質で、ほろ酔いで助手席の旅が続きました。

アフリカ大陸最南端の碑
アフリカ大陸最南端の碑の解説
この後、ネピアやブレダスドープを経由して1時間半で、アフリカ大陸最南端のアグラス岬に到着です。ケープタウンからは意外に近いので驚きました。ここは喜望峰の名前に押され気味で、観光地としての名前がいま一つ広がっていませんが、私にはアフリカ大陸の最南端であり、大西洋とインド洋がまさにぶつかり合う日本人好みの名所と感じました。信じられないほどの海の色合いに、ケープタウン近辺とは異なる味わい深さを実感しました。観光地としての整備をもっと進めることが出来たならば、より大きな可能性があると思いました。

満月と海
ワインも良し(シャルドネ)
メインのイエローテイル
この日はアグラス岬の近くの宿で一泊しました。つい最近、大漁だったというブリ(イエローテイル)料理を海の匂いとフルムーンの月明かりの中で味わいました。大満足。







スターターもイエローテイル
元空軍のパイロットだった主人と元気者の女将が10年以上をかけてコツコツ増築したというこの石作りの宿がえらく気に入ってしまいました。

ゆっくりと旅の疲れを癒して、明日はインド洋の朝日を楽しんで、ブラダスドープのゴルフ場に直行です。

アフリカ大陸最南端の旅その1(ハルマナスでランチ)A tour of southernmost tip of Africa ①Hermanus

オーバーバーグ地方のルート地図

 アフリカ大陸最南端への旅を2泊3日でしました。この間に宿泊したり、休憩して食事をとったりしたいくつかの印象的な南アの街について紹介します。ケープタウンを出てN2という国道を東の方向にひた走って、まずサー・ロウリーズ・パス(Sir Lowry's Pass)、続いてホウホック・パス(Houhock Pass)という峠道を越えます。そこからは山良し(ワインが旨い)、海良し(魚が旨い)、景観良し(広々としたスケールの大きな眺め)と三拍子がそろったオバーバーグ(Overberg)地方になります。ドライブを楽しんでも、ケープタウン市内から中心地のハルマナスまで1時間半ですので手頃な距離感のところです。

 

Lemon-butta
駐車料金の集金人
今回はハルマナスを最初の中継地として選びました。ここは風光明媚で特に気候が穏やかなので、定年退職後の居住地として選ぶ人が多いと聞きました。ここへは二度目の訪問になりました。 前回の訪問時に昼食をとったFisherman's Cottageではない、別の魚料理を食べることが出来る店を訪ねました。

 レモンーバタ(Lemon-butta)が良いと地元の人に教えてもらいました。しかし、道順が解らなかったので駐車料金の徴収をしている若者に場所を聞いたところ、全く逆の方角の店を教えました。そのやりとりを見ていた老人が親切に、正しい行き方を説明してくれました。こちらの若者は解らないことでも解ったようにモノを言います。気をつけなくては…

感じの良いウェイター

これが一人前のプレート
レモンーバタは感じの良い店で初めからキッコーマン醤油がテーブルに並べられていました。箸を求めたところすぐに持ってきました。そこで日本人の職人はいるのかと尋ねたら、フィリピン人の寿司職人がいるとのことでした。南アではこのような店は珍しいのです。食事もスモールプレートでエビ、イカ、ヒラメ、ブリがたっぷりと食べきれない量のポテトチップス、カレー味ごはんがついていて、105ランド(1050円)と格安でした。醤油もあり、食材も新鮮で納得出来るランチでした。腹ごしらえもしました。さあ、次はスタンフォード(Stanford)です。 

2013-01-28

ブレダスドープゴルフクラブ(Bredasdorp Golf Club)

ゴルフ場

クラブ正面
ブレダスドープ(Bredasdorp Golf Club)は南ア西ケープ州のアフリカ大陸最南端に位置するゴルフ場です。ここはアフリカ大陸最南端のケープアグラス(The southernmost tip of Africa)からは車で20分程度の距離です。(約30km)
 このゴルフクラブは設立されて34年の歴史を持ち、南アフリカ共和国で数多くのゴルフ場を手がけたBen Elkinさんがデザインしました。9つのベントグリーンと18のティで構成されています。
 


プレー証明書とスコアカード
相談にのってくれた受付の青年
私はこの最南端ゴルフ場でプレーした記念として、クラブボールを入手したかったのですが、1月26日(日)に私がプレーした日は残念ながら売り切れてありませんでした。
 そこで受付の青年に日本からはるばる来たので何か記念になるものはないかとたずねたところ、「何か用意しよう」と書いてくれたのがゴルフ場への来場証明書でした。クラブ側の好意はとても嬉しい出来事でした。

 コース自体は日本のゴルフ場と比較すると整備が行き届いていないことと、頼んでもいないのにキャディをやらせて欲しい、車を磨かせてほしいと付きまとう若者がいたことは残念なことでしたが、後ろから追いかけて来るチームもなく、ゆったりと18ホールを楽しむことができました。こちらのゴルフプレーヤーはアフリカ大陸最南端ゴルフ場ということにはさほどの感慨もなさそうでしたが、私自身は思いでに残るゴルフをすることが出来ました。前半で疲れたので後半戦はカートを使って回りましたが、プレー費用は250ランド(2500円)と十分に満足できるものでした。


2013-01-25

戸外授業(The outdoor lesson)


ケープタウン中心部
城の開門

本日(木曜日)はインターナショナルハウス恒例の戸外授業の日です。夏の陽光のなか3~4クラスが一緒になって乗合のミニバスタクシーでケープタウンの中心部に向かいました。(ミニバス代金は1人6ランド(60円)です。キャスル・オブ・グッド・ホープ(Castle of Good Hope)には何度か訪れたことがあるのですが、来るたびに新たな発見があります。

築城の歴史を説明
ガイドとともに
身のこなし方がマイケル・ジャクソンを意識しているような地元の若いガイドが見どころを説明してくれます。オランダの東インド会社が17世紀この地をアジア貿易の拠点として築城しました。陸上側はテーブル・マウンテンやライオンズ・ヘッドに囲まれた天然の要塞であったため、海側からの攻撃に備えて奴隷を使い、10年以上をかけて城壁と堀割を整備したのです。

内壁と彫刻
外壁と花
ここは現在も陸軍司令部として使われているので写真撮影などにも制限があるのですが、歴代の会社総督が使用していたという家具や什器、絵画などが展示されています。(ウィリアム・フェール・コレクション/William Fehr Collection)また、当時、反抗・抵抗した奴隷たちを虐待・投獄した真っ暗な地下牢などを案内されました。ケープタウンの開拓は世界各地から集められた奴隷によってなされたことの一端が展示されていました。

シティホール
グリーン・マーケット広場
グッド・ホープ城の見学を終え、1990年にネルソン・マンデラさんがロベン島の牢獄から解放されて、最初に市民に向けて語りかけたシティホール(The City Hall)を見ながら、徒歩でカンパニ・ーガーデンの近くのグリーン・マーケット広場に行き、昼食を楽しみました。私は今回はカレー春巻きと蒸しごはんを食べました。天気に恵まれ、ほんとうに楽しい戸外授業でした。

2013-01-24

郵便局とシーポイント高校(Post Office & SEA POINT HIGH SCHOOL)

何か、懐かしい郵便ポスト
オフィス内には1人ずつ入る

 1月13日に日本を立ち、こちらケープタウンでの生活が今日で10日目となりました。日本にいる私の母は87歳と高齢ですが、最近、病院で行った右脚骨折などの手術も無事に終了し、同じ病院にてリハビリに励んでいます。母は退院を目指して、体力の回復と歩行訓練を行っています。
テーブルマウンテンの図柄絵葉書


 今回、私のケープタウン生活の報告をかねてワインランドの山並みが写された絵葉書を送りました。このためにシーポイント地区の郵便局を訪ねました。エアメールは特に急ぐものでなければ、4.5ランド(45円)で日本まで送ることが出来ます。しかし、私の昨年12月の経験では、総選挙用の不在者投票用紙が南アから日本への到着にまでに2週間を要しましたので、今回は到着までにどの程度の期間がかかるのか確認してみます。




高校の入り口付近

バス待ちの生徒たち
私の住んでいるシーポイント地区には「シーポイントハイスクール」があり、朝の7時半頃から高校生の集う元気な声が聞こえてきます。7:55に予鈴、8:00に開校の合図が聞こえてきます。午後の2時半頃には家路に向かう男女共学の生徒たちが騒いでいます。遠くから通う生徒達のためにスクールバスも待機しています。近くに学校があると、何かと彼らの若さを感じ取ることができます。

2013-01-23

インターナショナルハウスその2(International House Cape Town)

休み時間(インタナショナルハウス)
インターナショナルハウスは各国の若者が集まって来ます。この夏の時期は同じ南半球に位置しているブラジルからの若者が圧倒的に増加します。彼らは夏休みを利用して語学研修に南アフリカ共和国に来る様子です。北米のアメリカ・カナダに向かうよりは南アは飛行時間が約6時間と比較的に近いところに位置しているし、授業料や生活費がべらぼうに高くはないし、何よりも同じブリックスの仲間としての親近感があるようです。というわけでインターナショナルハウスにも休み時間にはポルトガル語が飛び交っています。

 

 本日のクラスメンバーはブラジル3人、ガボン1人、エクアドル1人、日本1人の構成でした。それぞれの「Success」について議論をしたところ、最も大切だと考えることは「a happy family life」ということで一致しましたが、税金や役人の汚職についての自国の状況を語るときに盛り上がりました。日本は外国人の視点からは豊かな汚職などのない国とみられています。日本はこの20年間で大きく変わって、生活に苦しむ若者が増えていることを伝えましたが、十分には説明しきれませんでした。

喫茶店でコーヒー

授業を終え、「CATURRA」喫茶店に立ち寄り、コーヒーを飲んで、新聞を読みます。ここのコーヒー代金は15ランド(150円)です。この店はWiFiフリーなので気に入っています。
 南アでは昨年から鉱山労働者、交通労働者、そして農業労働者などが次々と賃上げストライキを行ってきました。そして、警官との衝突などでけが人や死者が出ているのですが、これらについての新聞情報だけではこの国の労働者の実態がリアルにつかめないため、なかなか全体像が見えてきません。さらに調べたいと思います。


花壇の草花
こちらの花屋さんの売り物の鉢植え
フェイスブックで日本の「花のミプリ」さんと友達になりました。こちらの草花情報は全くわからなくて、街路を歩いていて街路樹の緑が生き生きとしていることや道端の花壇もにぎやかになってきたことなどは実感できるのですが…写真だけでも貼り付けて見ます。

2013-01-22

インターナショナルハウス(International House Cape Town)


クリストル先生と教室の仲間
インターナショナルハウス
 本日1月21日(月)から語学学校のインターナショナルハウスへ復学です。3ケ月前まで一緒に学んだ学生の大半はすでに卒業して新しい若いメンバーに入れ替わっていました。本当に僅かの知った顔が残っていて英語の勉強を継続していましたので、何人かと再会を喜び合いました。教師の皆さんはこれまでと変わらず教えています。
そこで、前回まで習っていたクリストル先生にもう一度教えてもらうことにしました。今回の授業は月~金の午前中3時間を充てて、5日×8週間の40回になる予定です。授業料は総計で8000ランド(8万円)です。折角のチャンスですので、短い期間ですが、努力したいと思います。

散歩道と日没
芝生の緑が豊かな散歩道
さて、ゴルフに行った日は私の身に着けている万歩計の歩数は18000歩を超えたりしますが、平日の場合はなかなか10000歩に到達しません。夏の季節のケープタウンの日没は20時頃ですので、夕方の散歩に出かけるようにしています。海岸通りや近くのグリーンポイント公園内を小一時間ほど歩くとたちまち一万歩は達成できます。日本への帰国までは継続して散歩を続けて何とか一日あたり1万歩以上をキープしたいと思います。

日曜日は親睦ゴルフ(A golf day)

スタートコースへ
夏の日差しの中
日曜日は早起きして7:30にはDURBANVILLE GOLF CLUBに集合しました。毎月行われているケープタウン日本人会の懇親ゴルフに参加したのです。今回は開催200回目の記念大会とのことでした。この日は快晴に恵まれて絶好のゴルフ日和となり、10代から70代までの男女20人が腕を競い合いました。

こちらのルールは各自のハンディキャップに対してどれだけのスコアを残せたかを競い合うのです。そのために誰もが上位に連なるチャンスがあります。この日の優勝者はグロスで82で回り、得点が+48と見事な成績でした。優勝トロフィーとともに副賞のヤマサ醤油一本をゲットしたのがご愛嬌でした。

 私の感想では、ゴルフ場は良く整備されていて、どのコースからの眺めも素晴らしく、満足できました。一緒に回ったキャディが適切なアドバイスをくれて、3カ月のブランクもさほど気になりませんでした。しかし、身に着けた万歩計は18、000歩以上を示していて、良く左右に走り回った証拠となりました。プレー費用はキャディフィー込で460ランド(4600円)でした。

中華料理店
中華食材店
この日はゴルフ場から近かった知り合いの中華料理店で昼食をとりました。ビールを2杯飲み、魚フライの甘酢餡かけ、春巻などで150ランド(1500円)でした。味付けが他店とは異なり日本人の味覚にもぴったりで大満足。その後、家路に向かう途中にあるケープタウン郊外のスーパマーケットと隣にある中華食材店で買い物をしました。カリフォルニア米が5kg、90ランド(900円)です。それほど安くないですネ。大根1本、25ランド(250円)これも高いですが、ウールワースなどには置いていませんので、仕方がありません。充填豆腐が一丁、15ランド(150円)でした。

ローカルスーパマーケット
店内の生鮮品陳列
この隣に位置する郊外のローカルスーパマケットは主たる客層がアフリカンースと見受けられますが、価格帯は街中の大手スーパマーケットに比較して、かなり下げられています。