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2012-04-30

Satsuma Oranges(蜜柑)


シトラスダルの産直蜜柑

観光客が次々と来店
 Cape Townで驚いたことのひとつに果物の美味しさがあげられます。Grape(葡萄)、Apple(林檎)、Melon(メロン)、Fig(無花果)、Gooseberries(グーズベリー)などと数え上げたらきりがないほどです。なかでも私のお気に入りはSatuma Oranges(蜜柑)です。今が旬です。

 先日のFreedom Day(自由の日)と土曜日を利用した小旅行でClanwilliam(クランウイリアム)の南に位置するCitrusdal(シトラスダル)でSatumaOranges(蜜柑)の産直を楽しみましたが、24個入りの大袋が6R(ランド)約66円でした。1個は2.6円です。驚きの価格です。
 Cape Town市内にあるWoolworths(ウールワース)ではEasy Peeler Bagとして14.99R(ランド)約170円/kgで売られています。10個ほど入っていますので1個は17円。
価格に加えて、味も大満足、日本の冬の蜜柑に勝るとも劣らない。これも旅の驚きの一つでした。

産直の店の入口

2012-04-29

Freedom Day at Clanwilliam(クランウイリアムにて)

   

とても色彩豊かな服装
    Freedom Day(金),Saturday(土)と続く連休を利用してWest Coast地方の小旅行を楽しみました。

Cape Town から車で3時間程度のClanwilliamは18世紀から移住が始まった歴史のある町ということです。周囲は豊かな農地に恵まれており、町の中心部は小さなタウンのイメージですが、農業地帯としての奥行きは相当に広いと思いました。


踊る子供たち


Freedom Dayのこの日は日本で言うところの村祭りが行われていました。 小さな町のメインストリートの両側に出店(でみせ)が立ってとても賑やかでした。様々な食べ物や服飾品、衣料品などが並び祭りの雰囲気はとても明るいものでした。

 虹の国の名前にふさわしく様々な顔の人々が楽しそうに行き交い、博物館のある広場では生演奏の楽器に合せて、子供たちが踊りを披露していました。激しく足を動かして身体全体を使って表現する踊りです。とてもアフリカらしい力強さを感じ取ることが出来ました。 
 
 

美味しい地元料理!特にパン

 また、教会の庭で地元のご婦人たちが手作りの食事を格安で提供していました。バイキング方式で好きなものを5品選び、それにコーヒーもつけて一人前45ランド(500円程度)でした。地元で取れる野菜のサラダやシチュー、手作りパンがとてもおいしかった。特にドイツ風の重厚なパンが美味しかった。

この小旅行ではCape Townのような大都会とは全く違う田舎の良さを満喫しました。

  









2012-04-27

Freedom Day(自由の日)


RED DUST
 Freedom day is a South African public holiday celebrated on April27.
It celebrates freedom and commemorates the first post-apartheid election held on that day in 1994.
They were the first national elections in South Africa in which the franchise did not depend upon race.

明日4月27日は南アフリカ共和国で飛び切り大切な日です。長かったアパルトヘイトの時代を乗り越えて、すべての国民が選挙に参加して投票することが出来た記念すべき「自由の日」です。
本日の語学学校の授業は明日という日を控えて「RED DUST」という、ANC(アフリカ民族会議)のメンバーの拷問死とその事実の検証と裁判を取り扱ったDVDを鑑賞しました。これは南アフリカ共和国で制作された作品です。20年ほど前のこの国の出来事の記録ですが、一緒に見た若い生徒は言葉は理解できても、背景が思い描けない様子でした。恐らくクラスでは最も英語力のない私がビデオ内容の全体的把握は出来ていたのではないかと思います。私は上映中に何度も涙を流しました。


DVD鑑賞した仲間

また、1994年にはケープタウンの高校の教師だったという私のクラスの先生が、まさに率直に「自由の日」に直面したその時の喜びと感動を語ってくれました。南アフリカ共和国って本当に若い国なんだと実感した次第です。

2012-04-26

The upsidedown map(逆さ地図)


ブラジルとサウジアラビアの若者たち
 日本で通常見ている世界地図とは逆さになるということですが、南半球の世界地図を見ると、南アフリカ共和国とブラジルなど南アメリカ諸国は想像以上に近い国であることが判ります。私の学ぶInternational Houseにはブラジルから短期に英語を学びに来ている若者がたくさんいます。彼らは20代が数多く、ジャーナリストや教員を目指したり、電子工学の技術者など様々で、まぶしいほどの若さを発散しています。特にブラジル人は親日的です。話を聞くといとこに日本人がいるとか、おじいさんが日本人だとか言っています。ヘンゾー、ジェシカ、カシアーノなどと自分の名前のカタカナ表記を教えると喜んでくれたりします。

ブラジルの若者と私
  ブラジル人の学生が多いのは、ブリックス(BRICS)5ケ国(ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ)の経済的親近感が関係するのかもしれません。日本の経済界の予想でも2050年には中国だけでなくブラジルやインドがGDPでも日本を脅かすとの予想すらあるように経済発展が著しい諸国です。
虹の国(Rainbow Nation)としての多様性に加えて、南アフリカ共和国では、今後さらに中国、インド、ブラジル、ロシアなどのブリックス諸国の影響も強まっていくのでしょうか?この学校では寿司など日本食への関心も高いのですが、ケープタウン市内に登場するアジア人は圧倒的に中国人が数多く、日本人の私は街中ではチャイナと呼びかけられるような希薄な存在感でしかないようです。その昔はクジラなどを追って多数の日本人がケープタウン周辺にも来られたようですが…

2012-04-25

Public Protector(護民官)

4月24日付のCape Times
 
 南アフリカ共和国では民主主義を強化する制度の一つとして、同国憲法9章でPublic Protector(護民官)、Sousth African Human Rights Commissiion、(人権委員会)Commission for Gender Equality(男女平等委員会)、Electoral Commision(選挙管理委員会)などを規定しています。1996年に議会によって初めて任命されました。この護民官制度は政府からは独立した存在として現在のトゥリ・マドンセラさんに引き継がれているのです。

 現在の南アフリカ共和国におけるトゥリ・マドンセラ護民官の社会的位置づけは高く、その発言は報道各局(テレビ・ラジオ)、各紙誌(新聞・雑誌)にインターネット情報に登場しない日はないほどの影響力を持っています。政府に対しても必要に応じて厳しく対処し、内閣改造に結果としてつながった事例もあるようです。
 
 本日も朝のラジオ放送に登場し、日刊のCapeTimesに取り上げられています。日本ではこうした役割の機関および人物は存在しませんが、護民官を日本の過去の人物に例えると水戸黄門さまということでしょうか…(諸悪をくじき、正義を貫くのイメージ)大変に時代ががってしまいましたが今後ウオッチしていきたい存在です。

2012-04-24

Victoria & Alfred Waterfront in Cape Town(ウオーターフロント)


ウオータフロントの店先で(日本語看板)

 ケープタウンにはヨーロッパからの観光客が10月~3月のこちらの暖かい時期に(逆にヨーロッパの寒い時期)に多数訪れる様子です。なかでも、ウオーターフロントはホテルやショッピングセンターが集まり、観光名所として安心して買い物ができるところです。
 私もここには魚料理のお店や魚を切身にして販売する店や本屋、映画館(シニア割引あり)などがあり、バスで良く出かけます。同じウールワースの店でもウオーターフロントのお店は規模が大きく、陳列やサービスの出来が良いように思います。


路上芸能を披露


                       
  しかし、地元の語学学校の教員はウオーターフロントの店やキャナルウーオークという郊外型のショッピングセンターには価格が高いのでめったに行かないといいます。
日用品の買物はもっと適切な価格の地元のお店を利用する様子です。ここにはブランド品なども溢れていますが、それを購入出来る層は限られているということでしょう。




2012-04-23

Town ships of Cape Twon(ケープタウンの旧黒人居住区)


走行中の車から撮影
  ケープタウン周辺には400万人が暮らしていますが、そのうちタウンシップと呼ばれる住宅事情も極めて悪い旧黒人居住区などに100万人が暮らしています。国道2号線を車で走るとこの住宅事情がまだ整わない地区が延々と続いたりします。(写真)ケープタウン市内のウオーターフロントにある高級店に買物に来ることはないと思われる人々です。そしてきちんとした職業につくこともなかなかままならない状況にあるようです。




 本日は車道の交通信号のあるところにたむろし、赤信号の時に新聞を売りに来る人から「Sunday Times」という16ランド(約170円)の週刊新聞を購入しました。この日の記事にはズマ大統領の4人目の妻との結婚式の様子が載っています。(写真)
本日の新聞記事から


新聞の販売員

彼らには新聞代に2ランドを追加して、写真を撮らせてもらいました。(写真)この赤信号アタックには子供の物乞いや傷病者の物乞いも現われます。南アフリカ共和国は「虹の国」という美しい名前を頂いてはいますが、様々な現実を少しづつ知るにつけ、相当準備して貧富の格差解消をはからなければならないのではと思います。

2012-04-22

A bolando wine farm's workers are partaking of the harvest(ワイナリー労働者の経営参加)


トラスト制度を説明するポスター

ワインの説明をする青年
 本日は土曜日です。本日は少しばかり興味の持てるワイナリーを訪ねました。このワイナリーはSolms-Delta Wine Esteateにあります。ケープタウン市内から車で約40分この地域の数あるワイナリーの一つですが、唯一違いがあることはこのワイナリーには約300人の現地で働く、ワーカーがトラスト制度のもとで生産に関与しているということがあります。このワイナリーの経営に現地の労働者が資本参加する仕組みです。
 
協同組合とは異なりますが、ワーカーとしてだけではなく一定の責任を持って労働者が働いている姿は着目に値すると感じました。ここのワインの良さを説明してくれた青年の生き生きとした表情に感動してしまいました。そして写真を撮らせてくださいとお願いしたのです。(写真)ケープタウンの街中で物乞いをする人々とは違って、生き生きとした労働の雰囲気が伝わってきました。さらに詳しく調べる必要がありますがとても気持ち良く、ワインテイストをし、気に入ったワインを購入し、お昼のコーヒーとケーキを頂くことが出来ました。

From the Rainbow Nation to Japan(虹の国から)


大きな虹

沈む夕日
 南アフリカ共和国はアフリカ大陸の最南端にあり国土面積は日本の3.2倍(122万k㎡)、ケープタウンのある南部はヨーロッパの気候に似ています。そのため葡萄や様々の果物が豊かに生産されています。この地にはアフリカ諸民族が部族ごとに暮らしていたのが17世紀に香辛料を求めてオランダ東インド会社が喜望峰を航海の中継基地として使用したことから、ケープ植民地が開拓されオランダ人の移民が拡大しました。
 
その後、英国人もケープタウンを中心に移民が定住し、英国系とオランダ系の移民間の対立の時代がありました。

 さらに、現在のジョハネスブルグ近辺で金とダイヤモンドが発見され、19世紀のゴールードラッシュが始まりましたが、そのことが契機となって英国とオランダ移民の自治国との間に戦争が勃発し、英国が勝利しました。1910年には自治国は南アフリカ連邦として独立します。英仏の抗争は一段落しましたが、その後さらに、鉱山労働者に生じた黒人差別が始まり、1949年に国民党が政権を確立して「アパルトヘイト」政策を実施します。
 
1994年の全人種参加の総選挙による黒人初のマンデラ大統領の誕生まで45年間、国際社会から「人類の人類による犯罪」と非難された政策が継続されたのです。この間、様々な抵抗の運動が起こり、それに対する弾圧も行われました。ネルソン・マンデラさんが27年間を獄中に過ごしたことはよく知られています。こうした経過から南アフリカ共和国には黒人、白人、カラード(混血)、アジア系などの様々な人種が混在して暮らしており、この多様性を象徴して「Rainbow Nation」と呼ばれているのです。そんなことから私が到着した翌日の朝日に大きな虹が立ったことを感動を持って受け止めました。

2012-04-19

A variety of International house students(南半球からの生徒たち)


                     このクラスはブラジル人が4人いて、とても明るい雰囲気です。
中級クラスの仲間たち(午前)
先生のSARA(後方の中腰の婦人)は中南米にルーツのありそうな南アフリカ人でとても陽気です。午前中の3時間半をこのメンバーで過ごします。クラスの構成はモザンビーク1人、サウジアラビア1人、日本1人、ブラジル4人です。 18歳から63歳まで年の差は変えられないけれど、気持ちは若くして毎日予習して通っています。今日の題材は「007ジェームスボンドシリーズ」の作家Ian Flemingでした。私にはなじみのある題材で興味が持てました。彼らには日本というと今やearthquake(
地震)とtsunami(津波)の国の印象のようです。
     
こちらのクラスもブラジル人が3人いて賑やかです。先生は中国系の南アフリカ人 Barbaraです。(奥に座っている女性)基本的に話好きです。午後の2時間をこのメンバーで過ごします。構成は

中級クラスの仲間たち(午後)
ナミビア人1人、モザンビーク1人、サウジアラビア1人、日本1人、ブラジル3人です。 今日は「それぞれの感じている怖いこと」でした。日本以外は夜の一人歩きは決してしてはいけないことであり、このメンバー2名が拳銃を突きつけられた経験があるとのことです。また、南アフリカで落し物を拾っても警察に届けることはないそうです。すなわち、それが落とし主のところに帰ることはことはまずないからだそうです。また飲酒運転への感覚も異なっています。多少のアルコールは許容範囲であるとの日本では相当昔に払拭した考え方が多数を占めています。私は飲酒事故の同乗者も酒を飲ませた飲食店も罪に問われることを説明したが、なかなか難しかった様子です。


Fresh fruits&Vegetables(果物・野菜たち)


袋入りの果物・野菜

  この季節は日本の秋に相当するようで新鮮果物がたくさん並んでいます。きゅうりや蕪は日本から持ち込んだ糠床で一夜漬けにするととても美味しいです。これらは付加価値税はかかりません。HakeFilletsという鱈によく似た味の魚は22.68R/250gで新鮮なものが手に入ります。これもV.A.Tはかかりません。さらに7R(80円)の缶ビール(330ml)があれば立派な夕食に早変わりすることが出来ます。水道水も問題なく飲めますし、基本的に南アフリカ共和国の西ケープ州は暮らしやすいところです。
SeedlessGrapes8.99R/180g,Raspberries19.99R/125g,
Satsuma14.99R/kgMini Cucumbers12.99/12pieces,
Baby Onions9.99R/500g,BabyTurnips20.00R/pieces

2012-04-18

A language teacher says about president Zuma(ズマ大統領)






手前が学校の校舎
 
 4月16日からInternational House に通い始めました。中級クラスの生徒の内訳は午前中がブラジル4、モザンビ-ク1、サウジアラビア1、ガボン1、日本1(男女比は1:1)、午後はモザンビーク2、サウジアラビア1、ブラジル2、日本1(男女比は2:4)という組み合わせです。 
 本日の教師の話に「70才のズマ南アフリカ大統領はこれまでに5人の妻を持ち、そのうち1人をすでに亡くし、離婚者が1人あり、(その元妻は現在大臣を勤めている)今週末に新しく6人目の妻との結婚式を予定している。」との説明がありました。
 
                     若い生徒からは「それって本当の話?」とか「信じられない」など
                     の反応がありました。
新聞の一コマ漫画

 「南アフリカでは夫婦は男女1:1が普通だが、ズマ大統領の出身部族のズール系では多数の妻を持つことは伝統として承認されている」との説明もありました。
 
 また、「大統領が関係を持った女性がHIVで亡くなった後に、マスコミに本人の健康面の不安はないかと聞かれて、すぐにシャワーを使ったから問題ないと応えた。」などの話もありました。 
 ザピロさんというこちらでは有名な新聞の一コマ漫画家がズマ大統領の似顔絵の頭に必ずシャワーを乗せて描く意味も理解できました。



2012-04-16

南アをもっと知らなくてはー10日目の思い

スーパマーケットで購入の新聞
 私がケープタウンに到着して10日目となりました。もっとこちらの生活に馴染んでいく必要があると思っています。毎日近くにあるスーパーマーケットなどを訪れては、商品を通じて生活の実感をつかみたいと思っていますが、なかなか及ばない面もあります。
 今日は初めてスーパマーケットでSundayTimesという毎週日曜日発売の新聞を買いました。16R(約180円、写真)この新聞は1面でズマ大統領が一昨日に70才の誕生日を祝い、間もなく6年間婚約していた人と結婚式を行なうこと、その結果、彼には4人の妻と20人の子供が存在することになることなども書いてあります。このことは私には全く新しい情報であり、この国の出来事についても背景をもっと知る必要があると感じました。
無造作に並べられたお米
 
 また、本日は中華系の人々をメインのお客に据えているお店に行き、お米を5kg購入しました。米国のカリフォルニア米が900R(約1000円)です。もち米を少し混ぜて炊くとても美味しくいただけます。

2012-04-15

Fruits now(本日購入の果物達)

本日のWOOLWORTHSからの購入品
CapeTownは自然環境に恵まれ豊かな葡萄酒があることは前回書きました。今日は負けず劣らずの果物達もあることを紹介します。BANANA3本3.76ランド、BLACK  GRAPES500g18.99ランド、CAPE  GOOSEBERRIES200g17.99ランド、FIGS8個29.99ランド、SATUMA(ミカン)6個9.98ランドなど種類が数多くあり、季節ごとに楽しめます。

I bought some fruits at Woolworth,today.
Banana(3.67R/3pieces),Fig(29.99R/8pieces),SatumaOrange(9.98R/6pieces),Gooseberries(17.99R/200g)
BlackGrepes(18.99R/500g) <noV.A.T>
We can enjoy various of fruits as much as wine.

2012-04-14

At Robben Island。(ロベン島であれこれ思いました)


グループで収容所跡を訪ねる

 今日はロベン島を訪ねました。ネルソン・マンデラさんが長く囚われていた場所としてあまりにも有名ですが、マンデラさんなどのいわゆる政治犯だけではなくてたくさんの差別を受けた人々がそこにはいたということでした。島にはウオーターフロントの船着き場から専用船で約30分ほどかけて渡ります。島内の収容所跡は手入れがされどのように囚われた人々が扱われていたかが想像できるようになっています。また、実際に囚人としてそこで7年間を過ごした方が我々のグループの案内役でした。私にもう少し英語が判ればというもどかしさはありましたが、説明の概ねは勝手解釈しました。当たり前のような権利を勝ち取るためにどれほどの忍耐が要ったのか、とても感動することが出来た訪問です。

壁の解説記事

解説は元収容者

 今朝は私の若い頃からの友達である橋本進司さんの訃報を聞いてから、このロベン島めぐりを行いました。彼とは若い時代に南アのアパルトヘイトについて語った記憶があります。その上でのロベン島行きでしたので船中であれこれと若かった橋本さんとも話していたように思います。ご冥福をお祈りいたします。


2012-04-12

南アのワインに大満足


5L箱入りワイン

お店のワインコーナ
  こちらに来て驚いたのは賑やかなワイン達のことです。
 ケープタウン周辺のワインランドで創られたレッドとピンクとホワイトの華麗なワインボトルが酒屋さんだけでなく、スーパマーケットにも豊富に陳列されています。
 何しろ5L箱入りが60~90ランドの価格で提供されています。ペットボトルの水並みです。もちろん価格的にはピンキリでべらぼうな値を付けている場合もありますが、ふだんの暮らしのためには一ビン1000円程度のワインであれば上もので美味しいのです。


ステレンボッシュのワイナリー
  それに週末ともなれば車で20~30分程度の遠出をいとわなければ、瀟洒なワイナリーで食事も可能です。 
 ステレンボッシュのルステンヴェレデと言う名前の古くからあるワイナリーを昼食時に訪問しましたが、大きなレッドワイン用のグラスに並並と注がれて大満足でした。
 この時は肉300g以上のステーキとの組み合わせで1500円程度でした。酒好きにはなかなかよろしいのですが、この安いワイン価格を支えている生産の現場を知りたいと思います。

南アでのiPhone購入



Water Front内のIStore店舗
 日本を離れて約1週間、少しづつこの国のインターネット環境もわかるようになってきました。日本を発つときに現地でiPhone購入と思ってきましたが、意外に早くその結論は覆りました。
     
 何しろ、良くは判りませんが南アではiPhone購入時に、まず本体機器の入手契約(10万円ほどもかかる)を行う。本体を手に入れたらそれを持って通信会社へ出向き月々の容量契約を行う。この際に本人の銀行口座とか身元保証とか大変に面倒な手続きが必要とのことです。現地購入は即時にあきらめました。

Water Front内のネットカフェ
 その代り、電話機能のみのシンプルな携帯と日本から持ち込んだsim無しのiPhoneを上手く使いまわすようにしました。こちら南アは各お店ごとにWiFiが設置されていることが多く、店のパスワードを聞けば簡単にWiFi環境を設定できそうなのです。また、インターネットカフェの存在もあります。
 
 さらに、日本から持ち込んだiPadのsim無し活用、すなわちWiFi 活用をはかれば、自宅のパソコンと組み合わせて満足できると思います。自宅での通信料は少し前に報告した通り、日本とさほど変わらないので問題ありません。こうしてみるとi storeでWiFiがブレークダウンしていたり、iPhoneの購入に必要以上に手続きを課すのはいったい何なのと調べる意欲がわいてきます。





2012-04-11

南アの付加価値税その3(Value Added Tax of South africa-3)


Canal Walkの店先
  前田さん、梅田さんご指摘有難うございました。これまで消費税のタイトルで書き込んだブログは付加価値税へと変換しなければなりませんね。店内には税金に関するお知らせは一切なくて、品物にも表示はありませんので購買時のレシートをきちんと見ることしか庶民が税金を支払っている自覚を持つための手立てはないようです。

 南アの通信料金の件ですが、こちらのテレコム有線使用料金が120ランド(1300円)DSl料金が250ランド(2800円)WiFiの使用料金が130ランド(1400円)が毎月かかります。日本との比較では高くはないですが、こちらの物価から見ると高いとも言えます。

美味しい豆腐!
 話は変りますが、近くの中国人の経営する店で豆腐発見。半丁で70ランド(80円)今朝は味噌汁に入れて食べてみました。なかなか美味しいものでした。炊きたてのお米(アメリカカリフォルニア米とウルグアイ米の混合)がやけに美味しく感じたり、日本を離れて僅か六日目にてこの有様。この先が思いやられます。2012.4.11

南アのバスに乗車


4月10日の海の様子

4月10日(火)バスが見える海岸通り

本日、4月10日ケープタウン(CapeTown)のウオータフロント(WaterFront)からシーポイント(Seapoint)までゴールデンアローバス(Golden Arrow Bus)に乗りました。巡回バスで乗車料金は8ランド(90円)。こちらの生活ではやはり車の利用は必須です。     

日本の都会のように公共の交通手段があれこれ選べるわけではありませんので、移動手段としてのバスは貴重な存在です。
 
 こちらはワンマンバスで切符の販売は運転手が自ら行います。ストップの合図は乗客がボタンを押して運転手に知らせます。降り場のお知らせアナウンスはありません。自分でどこに降りるか決断しなければなりません。道のわからない人には難しい乗り物でした。また、ケープタウンには小型の乗合バス・タクシーのような車がいつも走っていますが、これに乗り込む勇気はまだありません。


2012-04-10

南アフリカでのiPadの利用


ウオータフロントのネットカフェ
日本から持ち込んだipad2の活用を目指して、ケープタウンに到着以来WiFiを求めて何カ所か訪問しました。なかでも、ウオータフロント内のi storeは4月7日(土曜日)にはWiFiが使えたので写真のpicasaへの並び替えが可能でしたが、4月9日(月曜日)には同じ店でWiFiがbreakdownしているとのことでした。同日はキャナルウオークのi storeもWiFiがbreakdownしていました。iPad、iPod、iPhoneを販売している店がこんなことで良いのかと呆れてしまいました。
 
 そこで、ウオータフロント内のinternet cafe(写真)を利用してpicasaへの写真整理を行いました。15分間で10ランド(110円)が必要でしたが、困った時に使えることを確認できました。
 その後、自宅でWiFi環境の設定を行い、ようやくWiFiを開通しました。これで飛躍的にパソコンの使用環境が前進しました。

南アの付加価値税その2(Value Added Tax of south africa)


スーパマーケット外観と店内

 本日は南ア到着4日目です。先般も書いた付加価値税関連の続報です。間もなく秋から冬への季節を迎えることから、コートやカーディガンなどの衣類、歩きやすいウォ+ーキングシューズ、今週の食事のための食材など何軒かを訪ねて買物をしました。
 車で20分のCANAL WALKEでは主に衣類を、車で5分の   Water frontでは食材を入手しました。その間iStoreやinternet cafaに寄り道して、WiFi環境の確保に努めました。
 幸い自宅のWiFi環境が整い、買物では消費税のかかる品物について少し、知見を得ましたので報告します。

 衣類やワインペットボトルの水(55円/500ml)、ハム(180円/125g)、オレンジジュース(130円/500ml)などには14%の消費税がかかるのに、卵(150円/6個)、人参(160円/300g)、レタス(95円/1球)、しいたけ(160円/120g)、ネギ(30円/300g)などの生ものには無税となっています。
 
 WOOLWORTHS(写真)というスーパーマーケットではこれらの品物をAとCに分類したレシートをお客に手渡ししていますが、AとCの意味をレジにて問い合わせたところまったく説明できず、呼び出されたレジ主任?の方もわからず、さらに上の方に聞いて初めて説明が出来た次第です。14%があまりにもに日常化していて、レシートの表記についても説明出来ないことに日本人の私が驚いてしまいました。ちなみにA分類は課税、C分類は無税ということのようでした。
お店のレシート


2012-04-09

南アのゴルフ経験

本日4月8日は日曜日です。明け方はどしゃ降りの天候でゴルフも中止かと予定変更を考えていましたが、郊外と都心の天候が異なるのがケープタウンとのことで朝早く出陣とあいなりました。自宅から車で20分ほどに位置し、コースからテーブルマウンテンが眺められる、難易度はそこそこのゴルフ場です。今日は天気予報が80%の降雨確率ということでわざわざ出向いた人々はほとんどなく、ガラガラの状況でした。しかし、実際は時折小雨に見舞われましたが、絶好のゴルフ日和でした。前後にプレーする人もなく独占状態でしたが、結果は118と大たたきでした。この数字から始まると言い聞かせてのゴルフ初日でした。ちなみに会員になっていることから料金は2名で4500円でした。日本でのことを考えると格安といえます。カートを使わず歩きでしたので、やや疲れましたが、健康維持のために、これからも土日には挑戦していく予定です。
 ケープタウンの4月の気候はまさに七変化、テーブルマウンテンを超えた湿った風が小雨をもたらしますが、それ以外は晴れ間が続きました。朝晩は寒く、日中は暖かくといったところです。

2号線沿いの住宅(2012.4.7)
 また、皆さんからたくさんの書き込みを頂きました、まことにありがとうございます。そのなかで事実に係わる事項として、前田社長ご指摘のアップルストアの件ですが、ウーオターフロントという名称の総合ショッピングセンターの中にあった「i store」でWiFiのパスワードを教えてもらうことが出来たのが正確なところです。そこで撮った写真をPicasaに並び替えることが可能になったので虹の写真を添付できました。自宅のWiFi環境設定については、本日現在未完成ですのでたくさんの写真を載せることが出来ません。火曜日以降に解決するつもりです。
(南アの道路インフラは西ケープ州はじめ、そこそこに整備されています。ただし、道路沿いに展開される住宅環境は様々です)

2012-04-08

南アでの歓迎の虹?

大西洋にかかった壮大な虹
 ただ今、ケープタウンのウオーターフロントのアップルストアのwifiで書き込みしてます。simなしで書けることを確認出来ました。
 今朝はすごい虹が私の?ケープタウン到着を歓迎してくれました。(写真)
 しかし、その後は雨雲がケープタウン市内を覆い、一日中雨が降りました。そのため車でウオーターフロントに買物に行きました。そこのPickknPayという価格志向のスーパーマーケットでペットボトル水やジャガイモやティッシュを購入しました。ティッシュは一箱143円、ペットボトル水は500mlで50円、ジャガイモは6個で50円といったところです。付加価値税は14%かかりますが、ポテトなどには付加価値税がかからないと推定させるレシートでした。付加価値税免除の品物は何かを今後明らかにしていきます。また、この国の人口は5000万人ですが、所得税を課税できる人口は400万人しかいないと言われています。ここからも付加価値税の重要性が推測できます。それにしても14%は実感として大きいものと感じました。

2012-04-07

南アフリカ共和国に無事到着

4月5日の日本時間22:00に成田空港を出発し 、途中にドバイで約4時間のトランジットがありましたが、4月6日日本時間24:00にケープタウンに無事到着しました。(ケープタウンの現地時間では4月6日の17:00です。)ドバイの待ち時間を使ってiPadによる投稿を試みましたが、圏外表示を変えることができずあえなく沈没の結果でした。この投稿は住宅におさまって有線回線で書き込んでいます。
 本日のケープタウンの気候はどんよりとして秋の曇り空の雰囲気です。出発にあたり冬支度でコートや背広を運んできましたが正解だったとの感想です。
 前置きの長かった南アフリカレポートを現地から書き送るに際して、何よりも自分の視点から事実を優先して書き込むよう心がけます。
 ブログを見てくださる方々へ、まずは無事到着のお知らせです。、明日からも宜しくお願い申し上げます。

2012-04-05

南アフリカへの出発の日(2012.4.5)

一昨日の強風に耐えた近場の桜
このブログでの前置きがとても長かったわけですが、私は4月5日本日、エミレーツ航空にて成田→ドバイ→ケープタウンと丸一日以上をかけて現地に向かいます。

昨日4月4日は馴染みの床屋での散髪、旅行バッグの整理、家族とのコーヒータイム、近場の公園の散歩、iPhon撮影、ふるさと会の会合参加など慌ただしく過ごしました。

なかでも嬉しかった出来事は、しばらくご無沙汰していたG.Nさん(私の尊敬するフォトジャーナリスト)に偶然出会い、都心に向かう電車であれこれお話出来たことです。世のなかへの変わらぬスタンスで世界中を飛び回り、東日本大震災の現場にもいち早く足を運んだとのことでした。

素晴らしい行動力に圧倒されながら、私も貪欲に南アフリカの現実を知り、正確なレポートに結び付けたいと願いました。この初心者ブログにお付き合いいただいている皆様に感謝と出来るだけ早い時期の南アフリカからの書き込みをお約束します。よろしくお願い申し上げます。

2012-04-04

南アフリカへのラストステップその3

ご近所の桃
退職の日に「必然の国から、自由の国への旅立ち」として、職場の玄関をスキップしながら飛び出した私の長い付き合いの友人はその後、ネパールで国際的な仕事を続けています。
このたびの私の完全引退に際しても、同じ言葉を贈ってくれました。10月頃にはアフリカを旅行される予定でその際にケープタウを訪ねてくれるはずです。
さて、昨日は猛烈な風雨が日本列島を襲い、天気予報通り関東地方も午後から大変なことになりました。そのためつい最近ネパールを訪問した友人達との楽しいお食事会の予定も、この強風にぶっ飛ばされてしまいました。
ご近所の木瓜
それでも、午前中に強風来ると予測し、我が家のベランダの片づけを行い、南アフリカに持ち込む品物の買い物を終わらせることが出来ました。「これって完全フリーの強みかな?」しかも、近くの公園の桜はまだ2分咲き程度で強風にも耐えられると判断、iPhon撮影は翌日以降に延期しました。と言っても2日間しかありませんが、急遽、飛ばされてしまうのではないかと思った近場の花びらを撮りました。