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2012-04-23

Town ships of Cape Twon(ケープタウンの旧黒人居住区)


走行中の車から撮影
  ケープタウン周辺には400万人が暮らしていますが、そのうちタウンシップと呼ばれる住宅事情も極めて悪い旧黒人居住区などに100万人が暮らしています。国道2号線を車で走るとこの住宅事情がまだ整わない地区が延々と続いたりします。(写真)ケープタウン市内のウオーターフロントにある高級店に買物に来ることはないと思われる人々です。そしてきちんとした職業につくこともなかなかままならない状況にあるようです。




 本日は車道の交通信号のあるところにたむろし、赤信号の時に新聞を売りに来る人から「Sunday Times」という16ランド(約170円)の週刊新聞を購入しました。この日の記事にはズマ大統領の4人目の妻との結婚式の様子が載っています。(写真)
本日の新聞記事から


新聞の販売員

彼らには新聞代に2ランドを追加して、写真を撮らせてもらいました。(写真)この赤信号アタックには子供の物乞いや傷病者の物乞いも現われます。南アフリカ共和国は「虹の国」という美しい名前を頂いてはいますが、様々な現実を少しづつ知るにつけ、相当準備して貧富の格差解消をはからなければならないのではと思います。

1 件のコメント:

  1. 黒人差別が廃止されたとはいえ、やはり厳しい現実ですね。私もアジア各地を回って同じような状態を見てきました。貧富の格差の解消ができればノーベル賞ものですが、この1世紀のうちには実現しないでしょうね。日本も所得格差が少ない国と称されていたのに、今は様変わりですね。南アフリカみたいにならないことを願っています。

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