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とにかく高い |
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これも七つ星ホテルとのこと |
個人的な事情が重なって急遽ケープタウンから成田(Tokyo)へのフライト日を変更したところ、エミレーツ航空の経由地ドバイでの滞在時間が21時間(朝6:00~翌朝3:00)ということになりました。当初は不安を隠せませんでしたが、アドバイスもあり「ドバイ滞在を少しだけでも楽しもう」と気持ちを切り替えました。アラブ首長国連合は日本国籍の場合はビザなし滞在が許されています。これもラッキーな要素の一つでした。トランジット中の航空券とパスポートと手持ち資金があればドバイ市内の半日観光とか少し遠出して砂漠体験ツアーを楽しめそうということでした。
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これも七つ星ホテルと運転手 |
実際にドバイ空港で入国手続きを済ませ、両替を3万円だけしました。空港建物内にタクシー紹介のカウンターがあり、訪ねると市内観光は80Dh(ディルハム)で出来るからノープロブレムとの説明がありました。一緒に来いとタクシーの集まっている場所に行き交渉してくれましたが朝6:00~12:00頃までの貸切とガイドは難しいと次々と断られました。ドバイ観光の事前準備は全くしていなかったため、このままでは午前中が無駄になってしまうのでいくら出したら「借切タクシーが可能か?」と交渉して、結局500Dh/5時間でインド人の運転手が受けることになりました。11500円で7人乗りの小型バスを借切ったことになります。感覚的にかなりボラれていると感じましたが、時は金なりで午前中の市内観光に出発しました。
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海岸線側からの市内のビル並み |
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ドバイ博物館 |
ドバイは埋め立てて新しい土地を作り出し、次々と商業施設やホテルを作り出してきたとのことです。古い建物でも30年超が精々でホテルの類はここ10年で新しい箱ものをどんどんつくってきた様子です。タクシーの運転手の案内するところは超近代的なホテルが続き、見せる建物がホテルとはまるでアメリカ合衆国での経験だと気付いた次第です。歴史的な建造物がない街、山の無い街というわけで世界一の高層ビルの発想も出てきたのかと勘繰った次第です。ドバイ博物館も本当に小さな施設でお金はあまりかけていない様子でした。
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魚市場 |
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魚市場 |
その中で駆け足でしたが、魚市場の雰囲気がとても私の気持ちを解きほぐしてくれました。魚市場の人の好い人々(写真を撮ってくれとせがむ)の会話や結構見慣れた魚たちが取り扱われていました。
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イカ |
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カジキ |
取り扱われている魚種の数多く馴染みのものが見受けられました。また、魚市場の入り口近くには野菜市場があり、鮮度の良さそうな野菜・果物が並べられていました。
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コーヒショップ |
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野菜も豊富 |
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スパイススーク |
運転手におごってもらった彼の行くような甘すぎるコーヒー(24円/一杯)の味などが生活感があり、こうした雰囲気は私の好みでした。
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並べられたスパイス |
スパイススーク(香辛料市場)も大変雰囲気がありました。ここは日本人観光客良く訪ねる施設のようで、日本語で話しかけられました。ゴールドスークも見どころの一つということでしたが、今回は外からの見学にとどめました。
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ランチの前菜 |
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ランチのメイン |
旧市街観光の後、大型の商業モールの一つに降ろしてもらい、昼食をとりました。魚市場の魚が比較的鮮度が良かったので、シーフード料理を頼みましたが、アルコールがそこの施設では飲めないことや調理法の違いなどから、そこそこのレベルの満足度でしたが、フルーツジュースと併せて94Dh(2250円)と昼食にしては高かった。
こうして午前中の市内観光とランチを楽しんで、次に、運転手に案内してもらったホテル(アスコット)で頼んだ夕方からのサファリツアー(250Dh/6000円)に期待することにしました。