ページ

2012-10-05

ケープタウンのボカープ地区(Bo Kaap ,City Bowl)

建物の壁はとてもカラフル


この地区のイスラム教会
ケープタウンのボカープ地区は建物の色彩がとても豊かです。家々の壁がピンク、オレンジ、グリーン、空色と様々に塗り分けられています。この地区はケープタウンの中心部に近く、説明がなければなかなか気が付かないのですが、かって18世紀にオランダ人が各地(アフリカ、インド、スリランカ、マレーシア、インドネシアなど)から連れて来た奴隷たちの子孫が住んでいた地区です。今はマレークオータとして知られ、住民の9割のイスラム教の影響下にあると言われます。歴史のあるイスラム教会があり、この地区で昔からある建物を改装して博物館としてこの地区の独自の歴史を紹介しています。

コーヒーショップ

「haas]ウサギの意味

店内にはうさぎ?の置物も

今回は語学学校の戸外授業としてボカープ地区を訪ねました。歴史の豊かな街並みですが、とても美味しいコーヒーを飲ます店も繁盛しています。アフリカーンス語で「Haas」とはウサギの意味だそうです。店内はお洒落に飾られ、挽きたてのコーヒーは納得のいく味わいで15ランド(150円)と適正価格でした。チーズマフィン33ランド(330円)もとても美味しいものでした。再度行ってみたいお店です。



ボカーブ博物館

アパルトヘイト時代の展示物
 私たちはボカープ博物館にも足を運びました。入場料は語学学校の生徒なので5ランド(50円)でした。博物館にはこの地区がいわゆる職人が多く住んでいたとのことから、魚売りの呼子とか馬車の荷台、マレー帽の型など珍しい道具に加えて、この地区でのアパルトヘイトの歴史などが取りまとめて展示されていました。スレイブロッジやユダヤ博物館とはまた異なる趣のある博物館として勉強になりました。


帽子の型








0 件のコメント:

コメントを投稿