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2015-01-23

20年目の父の命日

(父の写真)
私の父である故藤原貞吉は屯田兵の子どもとして大正14年(1925年)8月1日に北海道に生まれ、平成7年(1995年)1月12日に北海道名寄市で亡くなりました。69年の生涯を北海道内で終始しました。

この1995年1月は忘れがたい年です。今から20年前、私は東京で仕事をしていたのですが、父の死を迎えて、喪主として田舎の実家に戻り、葬儀やら実家に一人となった母の今後のことなど親戚との相談もしていました。その最中に阪神・淡路大震災が発生したのです。



1月17日は北海道名寄市に滞在していて、テレビ報道で阪神・淡路大震災を知りました。報道によって「これは大変なことになった」と思いました。当時、私は日本生活協同組合連合会に勤めていましたので、急いで東京に戻り、広報担当としての仕事に復帰したのです。比較的早い時期にコープこうべを通じて、神戸を訪れる機会も得ました。

私には20年前の一月の記憶として神戸市内の崩壊した建物跡や残された電柱や建造物が傾いている心をざわつかす光景があり、そして父の命日とその後の葬儀での北海道名寄市の雪景色があるのです。これらは40代半ばの私の転機となった出来事でした。

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