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2012-10-11

チョベとグブの動物たち(Some animals in Chobe and Gubu)

シマウマ
草を食むシマウマ
ここに掲載する動物写真はすべてiPadとiPhoneで撮りました。やはりカメラとは違って遠くにいる場合は上手く写し取ることは出来ませんでしたが、中にはそれなりに形が判るものがありました。写真はモンキーを除いて2012年のボツワナのチョベ国立公園とジンバブエのグブサハリーで撮ったものです。シマウマはおとなしく草を食んでいました。




川を渡るゾウ
泥を体に塗りつけるゾウ
ゾウはたくさんの頭数が確認できました。群れを成して川を渡り中洲へと移動するときは身体の大きな大人ゾウがまだ体の小さい子象を挟み込むようにして守りながら渡る様子が印象的でした。



動かないワニ
動き出したワニ
ワニは全く動かなかったのですが、寝たふりでした。しばらく時が過ぎると川の中へと移動しました。乗っていたボートのエンジンが故障して、ワニの近くにボートが止まってしまって恐ろしい思いをしました。


大人のキリン
子キリン
キリンは優雅な姿です。首を伸ばして高い部分の葉を食べていました。子キリンは背の低い木を選んで葉を食べていました。







水の中のカバ
川から出るカバ
カバは水の中でのんびりしているかに見えますが、かなり獰猛で夜は時速60kmで走り回るそうです。水の中から首を出して大きな口を開ける様子を撮りたかったのですが、すぐに水の中に潜っていくため上手く撮れませんでした。

インパラ
インパラとゾウ
インパラはゾウと一緒に中洲の草を食んでいました。彼らは飛びあがりながら素早く走ることが出来ます。






木蔭に寝そべっているライオン
ライオンは昼間は暑さを避けて家族で昼寝とのことで、一頭だけが起きて警戒中ででしたが、木と泥の画面に混ざりこんで、はっきりとは写し撮れません。しかし、危険を伴うとのことで、これ以上は近寄れない状態でした。






木の上身を隠すにヒョウ
こちらは拡大で撮った画面
木の上にいるヒョウはなかなか見えにくく、案内人に示されて、ようやく確認できました。木の葉との補色のせいで言われるまで気づきませんでした。しかし、近くにいた草食動物たちが緊迫感を持って警戒している様子も観察できました。油断すると餌になってしまうということですか。


親子のサイ
サイ
これはクロサイとのことです。よく見ると子ずれでした。サイは角が目的で乱獲され個体数が著しく減っています。現在、サイの角のみに毒性物質を投与し、生体や子に影響がないかを調査中とのことで研究が実れば危険なのでサイの角は狙われないことになるそうです。


バファロー
群れのバファロー
バファローは闘うと強いとのことですが、普段は群れを成して草を食んでいるのですね。たまたま水を求めて岸辺まで来た様子でした。





モンキー
群れのモンキー
モンキーはジンバブエのヴィクトリア・フォールズの近くで撮りました。ビクトリアフォールーズ周辺の森の中でたくさんのモンキーが見られます。ホテルに現れていたずらもしている様子です。



とりあえず画像はあまり鮮明ではなかったのですが、南アのビッグファイブ(ゾウ、ライオン、サイ、ヒョウ、バファロー)はそれぞれ撮ることが出来ました。iPadとiPhoneは使い勝手が良かったです。









2012-10-08

ハルマナス(Hermanus)

ハルマナスの街中

ケープタウンからN2というハイウエイを1時間半ほど東へ走り、山越えして南下するとハルマナスというクジラ観測で有名なきれいな港町にたどり着きます。ここはその昔は小さな漁村だったのですが、景色と気候が良いことから南アのリゾートタウンとして発展しました。金持ちの別荘やリタイア組の家々が立ち並び、賑やかな観光客向けのお洒落な商店街もあります。




遠くにクジラが
また、ここのWalker湾の大部分を海洋生物保護区に指定し、クジラが繁殖のために訪れる様子を湾岸沿いに多くの見物客が観察しています。日本とは事情が異なりクジラは見る対象となっています。8月から11月頃までクジラが訪れるということですが、幸運な人は湾岸のすぐ近くでクジラの様子を見ることが出来るようですが、私が訪ねた時間帯は遠くに5頭いるとのことでした。泳ぐと遠くに、波が立ち、何かが移動している様子は観察できたのですが、はっきりとは確認できませんでした。


タウンシップの道路沿い
この町も瀟洒な街並みが目立つのですが、ケープタウンなどと同様に中心部から少し離れた地域にタウンシップがあります。訪ねた日は土曜日でしたので、タウンシップの道路沿いに彼らが品物を持ち寄り、市を立てている様子でした。こちらも道路沿いにたくさん人が出ていました。しかし、このタウンシップとハルマナスの中心部では大きな違いがあるように感じました。




地元の人も来る魚料理屋
観光客向けと思われますが、漁師の食堂を謳った店がありましたので、昼食に「漁師セット」風のグリルの焼き魚、カラマリ(イカ)、エビの焼き物セット140ランド(1400円)をいただきました。なかなか野趣に溢れて美味しかったです。


2012-10-06

オールド ビスケット ミル(The Old Biscuit Mill)

オールド ビスケット ミル
花卉も販売

ケープタウンのウッドストック地区に「オールド ビスケット ミル」という、昔は工場や倉庫だった場所にクリエイティブなデザイナーなどが自らの作品を展示していたのが、今はお洒落な衣料品、家具、食器、レストランなどが多様に展開されるユニークな商店街・レストラン街を形成しています。




各種チーズを取り揃え
野菜果物も豊富
土曜日には早朝9:00から市場が立ち、生鮮品の農産品、花卉、食肉、魚、さらに畜産加工品、乳製品、ビールなどが販売されます。これを目当てにケープタウンの中心部からも続々と人が押し寄せ、駐車スペースの確保にひと苦労します。地元の生産者が粒ぞろいの製品を持ち寄ることから評判を呼び、知る人ぞ知るの観光名所にもなっています。


簡易食堂も設置

美味しいパンとハム
 私も9月の土曜日に、ここに朝早くから出かけ、チーズやパン、野菜、魚加工品に加えて私の好きな、ウインドックビールの工場直送の生ビールを2リットル仕入れました。そしてチーズとハムを販売している店でサンドイッチを頼み、隣の店の挽きたてコーヒーで軽い朝食をとりました。価格帯もそれぞれ適切で庶民の味方と言った雰囲気です。

ここを訪ねると何か日本の市場に共通するような生産者・販売者と消費者の連帯のような高揚感がわいてきますが、ここに購入のために訪れる消費者は安定的に収入のある、少しだけお金が入っている人たちと言えるかもしれません。

2012-10-05

ケープタウンのボカープ地区(Bo Kaap ,City Bowl)

建物の壁はとてもカラフル


この地区のイスラム教会
ケープタウンのボカープ地区は建物の色彩がとても豊かです。家々の壁がピンク、オレンジ、グリーン、空色と様々に塗り分けられています。この地区はケープタウンの中心部に近く、説明がなければなかなか気が付かないのですが、かって18世紀にオランダ人が各地(アフリカ、インド、スリランカ、マレーシア、インドネシアなど)から連れて来た奴隷たちの子孫が住んでいた地区です。今はマレークオータとして知られ、住民の9割のイスラム教の影響下にあると言われます。歴史のあるイスラム教会があり、この地区で昔からある建物を改装して博物館としてこの地区の独自の歴史を紹介しています。

コーヒーショップ

「haas]ウサギの意味

店内にはうさぎ?の置物も

今回は語学学校の戸外授業としてボカープ地区を訪ねました。歴史の豊かな街並みですが、とても美味しいコーヒーを飲ます店も繁盛しています。アフリカーンス語で「Haas」とはウサギの意味だそうです。店内はお洒落に飾られ、挽きたてのコーヒーは納得のいく味わいで15ランド(150円)と適正価格でした。チーズマフィン33ランド(330円)もとても美味しいものでした。再度行ってみたいお店です。



ボカーブ博物館

アパルトヘイト時代の展示物
 私たちはボカープ博物館にも足を運びました。入場料は語学学校の生徒なので5ランド(50円)でした。博物館にはこの地区がいわゆる職人が多く住んでいたとのことから、魚売りの呼子とか馬車の荷台、マレー帽の型など珍しい道具に加えて、この地区でのアパルトヘイトの歴史などが取りまとめて展示されていました。スレイブロッジやユダヤ博物館とはまた異なる趣のある博物館として勉強になりました。


帽子の型








2012-10-04

ビクトリア・フォールズと関連諸国その3(Victoria Falls-3)

リビングストンの立像

リビングストン像の近くから見えた虹

ビクトリア・フォールズはジンバブエ側とザンビア側から見ることが出来ます。1855年に英国の探検家リビングストンがこの地域を探検し、巨大な滝を発見して自国のビクトリア女王の名前を冠したのです。ザンビアにはこの探検家の名前を借りたリビングストンがあり、観光拠点になっています。また、この探検家の立像が滝を見下ろすようにジンバブエ側に建立されています。



ザンベジ川の国境をまたぐ橋

もうすぐ国境
 もともとザンビアは北ローデシアとして英国の保護領や植民地となり、その後ローデシア・ニアサランド連邦(現ザンビア・ジンバブエ・マラウイ)に組み込まれ、1964年に独立しています。このような経過からザンビアとジンバブエはビクトリア・フォールズ近辺に国境を有しています。ザンベジ川にかかる橋を渡るとまさにジンバブエとザンビアの国境を超えることになります。私はこの橋を渡ってみることにしました。徒歩で故郷を超えるということは今の日本では出来ない経験ですので…。

さて、そのためにはパスポートを持って渡航証を発行してもらう必要があり、パスポートにはザンビア側に立ち寄ったとのスタンプが押されました。しかし、ザンビア側に入ることは、この国が黄熱病対応国であることから、南アに戻った時に黄熱病対策の証明を求められる場合があるので少しばかり面倒さを感じてしまいました。

ザンベジ川に沈む夕陽
別の日にはジンバブエ側でザンベジ川の夕陽を見るクルーズに参加しました。大きな赤い太陽が沈む様子は見応えがありました。この時も川の向こうはザンビアでこちらはジンバブエだなどの説明がありました。動物は川を渡りますので国境は関係なく、動物保護の政策が国によって違うので、個体数の少なくなっている種の保護はなかなか大変なようです。改めて、アフリカ諸国の国境線を地図で眺めてみるとその不可思議さ、そのように線引きされたこの大陸の歴史などを感じ取ることが出来ます。

2012-10-02

ヴィクトリア・フォールズと関連諸国その2(Victoria Falls-2)


ヴィクトリア・フォールズはザンビアとジンバブエの2カ国にまたがっています。そして、そこからさほど遠くない(60km)ところにボツワナのチョベ国立公園が広がっています。ヴィクトリア・フォールズからは早朝出発の日帰りでチョベの野生動物を観察するツアーがあります。南部アフリカで最も豊かな国と言われるボツワナと経済が破たんしているジンバブエとの違いを様々に感じさせました。



ザンベジ川を渡る象
ザンベジ川の象の群れ
①ザンベジ川というアフリカ大陸で4番目の長さを誇り、6つの国を通過するこの大河をボツワナ側ではボートツアーとトラックツアーを上手に組み合わせて、観光客を魅了しています。ここは象の個体数が最も多いところとして知られ、ザンベジ川周辺で何百頭もの個体を見ることが出来ます。特に大きな像が先頭としんがりを務め、子象を保護しながら川を泳いで渡る様子は楽しかった。

中洲で動かないワニ
インパラと象
②象にとどまらずカバがいたるところに群れを成しています。また、岸辺には大きなワニがごろごろしています。何種類もの水鳥が飛来して魚を狙っている様子や巨大な中洲にはサイ、水牛、インパラ、シマウマ、ウオーターバッグなどが草をはむ姿が見られます。とても広大な地域を国立公園にして動物を保護する政策をとったボツアナが観光客をこれまで以上に呼び込むことが出来ると思います。ジンバブエとボツアナの比較ですが、ビクトリア・フォールズは存在するそれだけで価値のあるものですが周辺の観光資源を活かしきっていないと感じました。


ボツワナでの食事
 ③私はジンバブエに宿泊して食事等は主にジンバブエでしたが、チョベのツアーの際は昼食をボツワナで摂りました。食事の内容を比較するといずれも観光地ではありますが、ボツワナの食事が勝っていました。お値段はさほど変わらないわけですが、食材の違いを感じさせました。これもかっての農業優等国ジンバブエの落ち込みぶりが目につきます。

④ボツワナは独立後にダイヤモンドなどの鉱物資源が発見されたこともあり、経済発展が順調に進み、アフリカ諸国のなかでも最も豊かな国に位置しています。農業も牛や羊の畜産が盛んで、食肉をヨーロッパに輸出しています。入国の際も動物の口蹄疫対策などが意識されていました。

⑤ボツワナは独立以来複数政党制を維持し、民主主義が機能している国と言われます。こんなところも、いわゆる白人農場主を一方的に追い落とす政策をとった隣国ジンバブエとの大きな違いとして感じました。そして南アとの比較もしてみたいと思ったことです。

2012-10-01

ビクトリア・フォールズと関連諸国(Victoria Falls)

ビクトリア瀑布①
ビクトリア瀑布②
藤原一也の南アフリカレポートをご覧くださっている皆様、この一週間はブログへの書き込みをお休みしていました。その理由は先週の六日間、ビクトリア・フォールズを訪ねて、ジンバブエとボツワナとザンビアという南アフリカ以外の国に足を踏み入れ、何カ所かを観光していたことによります。

ジンバブエ・ザンビアにはヴィクトリア・フォールズ(瀑布)というアメリカ・カナダのナイアガラ瀑布、アルゼンチン・ブラジルのイグアス瀑布に並び称される世界の三大瀑布の一つがあり、数多くの観光客が一年中押し寄せます。今回、私もジンバブエ側からこの有名な滝を見たわけですが、同時にボツワナのチョベ国立公園を日帰りのバスツアーで訪ねました。世界一の象の生息数を誇り、それほど苦労しなくてもアフリカの野生動物を数多く観察できることで知られています。実際にザンベジ川を船で移動しながら、また地上から車で移動しながら信じられない数の象など野生動物を観察することが出来ました。

観光が目的でしたが、結果的に南アフリカ以外の国に初めて足を踏み入れることになりました。このブログを開始してから、ケープタウン周辺の事情をお知らせしてきましたが、今回、ケープタウンに戻って来て、改めてここは近隣の南部アフリカ諸国のなかでも特別の地域であるとの感想を深めました。

2億5千万ジンバブエドル紙幣など(表)


2億5千万ジンバブエドル紙幣など(裏)
 最初に今回の旅の起点にしたビクトリア・フォールズのあるジンバブエについての感想です。折角、世界的な名所を持っているにもかかわらず、十分には活用しきれていないと感じました。


①ジンバブエの水はそのままでは飲めません。十分に殺菌された水道水ではないからです。また、渡航に際してマラリア対策の薬を出発の前日から飲み始め、南アに帰って、さらに六日間飲み続ける予定です。虫よけスプレーなどを持っていきましたが蚊に刺されることを防ぐことは出来ません。マラリアがまだこの国で発生していることから観光客も対策を迫られます。
②ビクトリア・フォールズ近辺を散歩するとジンバブエの若者が動物の置物や自国紙幣を持ってうるさいほどに声を掛けてきます。実はジンバブエ経済は殆ど破たんしており、自国紙幣として、かって国が刷り上げた2億5千万ジンバブエドル紙幣などを買ってくださいというわけです。米国ドルか南アランドが通貨として使えますので1米国ドルか10ランド南ア紙幣で良いからと囁いてきます。米国ドルが強いのには驚きました。そして、「自国のお金をこのように扱う」ことの、一抹の切なさが漂います。
③そしてこの国の代表であるロバート・ムガベ氏は1980年から首相、大統領として30年以上にわたりこのジンバブエに君臨しています。宿泊したホテルにもその肖像が飾られていました。