ページ

2012-09-01

ケープタウン暮らし(My life in Cape Town)

ライオンヘッドを臨む①
ライオンヘッドを臨む②
 
 ケープタウンで驚かされることは一日に天候が何度も雨、風、晴れ間、雨、風、晴れ間と繰り返されることです。本日も新聞の天気予報では100%の雨となっていて、確かにお昼時には叩きつけるような雨が降りましたが、室内で雨宿りをしていると、からりと晴れて陽の光がさす時間帯がありました。その時を語学学校から自宅までの移動にあてました。そして自宅の机に向かうと、また猛烈な雨と風と晴れ間を繰り返しています。ケープタウン名物のテーブルマウンテンとライオンヘッド越えの雨雲が空を覆いだす一方で、海側は大荒れだけれども晴れているといった不思議な天候です。同じ日に撮った写真とは思えないほどです。

スペインから来たマリーサとクリストロ先生
  さて、本日は私のクラスで一番若いスぺインから来たマリーサに修了証が渡されました。彼女は夏休みを利用して約1カ月を英語学習に費やしました。日本ではまだ高校1年生の年代ですが、将来はアフリカで働くことも考えているなどとてもしっかりした女性です。また、先週に修了証を手にしたブラジルから来ていたジュリアンはおよそ2カ月を南アでのボランティア活動をしながら英語を学んでいました。彼女は20代半ばで、ブラジルでは社会奉仕の仕事をしていたと聞きました。真面目で元気な女性がケープタウンのインタナショナルハウスには数多いです。

 同じクラスの生徒たちからKAZUは何のために英語の勉強をするのかと真面目に聞かれて戸惑うことがあります。明確な目的は十分には持っていなくて、たまたまケープタウンに暮らしているのだから英語の勉強でもしておこうか…と言った程度の心構えなのですから。「自分は定年になって年金暮らしになったので好きなことが出来る」と説明していますが、若い人には全く説得力がありません。
 
本日のCape Times
 しかし、力んで見たところで、私自身の大きな変化は期待出来ません。そこで、以下のようなことを考えています。「何でも見てみよう」の精神で南アの様々な出来事を観察する。また、本日の地元紙に前回のブログでふれたマリカナの鉱山労働者について新しい記事がありました。まだ、Judicial commissionの報告が出ていない段階ですけれども、南アの検察が仲間の鉱山労働者を殺害した罪で、同じくストライキに参加していた270人を起訴すると発表したようです。これらについての丁寧なフォローも今後も継続して行きたいと思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿