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2014-06-18

閣議決定で「戦争する国」にするな6.17大集会に参加して

(日比谷野外音楽堂)
(戦争反対のプラカードを掲げて)
6月17日日比谷野外音楽堂の内外に5千人が集まった。この集会は「解釈で憲法9条を壊すな!実行委員会(135団体6月15日現在)」が主催した。政党からは民主党近藤昭一議員、日本共産党からは志位委員長、社会民主党からは吉田党首が短い挨拶を行った。


ゲストスピーチは翻訳家の池田香代子さん。連帯挨拶は日弁連憲法対策本部担当副会長の水地啓子さん、日本ペンクラブ事務局長の篠田博之さん、立憲デモクラシーの会呼びかけ人上智大学教授中野晃一さん、戦争させない1000人委員会事務局長代行の藤本泰成さん、そして元・自衛隊3等陸曹・レンジャー隊員の井筒高雄さんが発言した。集会終了後、国会請願デモと銀座方面デモの2コースに分かれてデモ行進を行った。

私はこの集会に参加して、発言に拍手などを送りながら、以下のことを考えていた。「いよいよ安倍政権の本性がむき出しになって来た。何故、日本国憲法の解釈改憲を急ぐのか?国民が気づく前に憲法の内容を変えてしまえということか。あまりに品位に欠け、一国の総理大臣として国民に不誠実な対応ぶりではないか。

はたして私たち国民の何割が外国で戦争出来る日本国になることを望んでいるか?そのことを国民に問うと過半数に達する自信がないので、お友達の多い現内閣で決めてしまえということだろう。
内閣総理大臣たるもの日本国憲法に従い、国会等の力も借り、日本国民の民意に沿ってものごとを判断すべきではないか。

日本国憲法を変えるべきか否かは、安倍総理あなたの個人的な意志ではなく、国民が判断するものだ。日本国憲法は施行後67年間に渡り、このように乱暴かつ一方的に民意を無視して破壊されようとしたことはなかった。

「集団的自衛権」の名のもとに外国の戦地へ赴き、命を失ったり、怪我をしたり、また、他者の命を奪い、傷つける当事者は誰なのか?安倍総理あなた自身は戦地に赴くことはない。しかし、現実はまず自衛隊の方々、その次に私たちの子供や孫世代が徴兵制の名のもとに駆り出されることになるだろう。とんでもないことだ、私は解釈改憲に絶対反対の立場だ。敵国に仮に攻撃された場合は個別的自衛権で対処すべきであって、「集団的自衛権」ではないはずだ。どうしても日本国憲法を変えたいのならば安倍総理大臣、日本国民に堂々と憲法改正を諮ってください。

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