前回書き込んだ南アの交通事情は日本の方には少し判りにくい部分があったと思います。そこでケープタウンのミニバスを事例にもう少し書き加えて見ます。それと言うのも普段は乗用車の助手席に座るのですが、ミニバスの乱暴な運転に何回か怖い思いをしたものですから。彼らは特に路線変更や追い越しなどで相当な無理を重ねています。特に夕方の帰宅ラッシュ時は自家用車に加えて、タクシーやかなりの数のミニバスそれに路線バスが競争でお客拾いをすることから無理な運転につながっていくと思われます。
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ミニバスの一つ |
無理な運転の第一は道路でどこでもお客を見つけたら乗せるということです。手を挙げる人をミニバスの運転助手が見つけたら直ちにそこに行こうとします。何台ものミニバスが競合して走り回っているために少しでも早くお客のところまで辿りつきたいというわけです。そのために前述した路線変更などを強引にしてしまう状況です。むしろ、ミニバスの乱暴な運転は先刻承知と言うことでマイカーの運転手が慎重に対応している現実です。いわば公共道路の無法者?対策で自衛せざるを得ない感じです。警察もなかなかここまで手が出せていません。
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工事中のバス乗降場 |
このミニバスをめぐる利権争いは1990年代のアパルトヘイトの終焉と時期を同じくして規制緩和が進んだようですが、今日の現実を見ると交通法規の見直しを含む抜本的な改善が政府にも求められているのではないかと思います。その中でケープタウンでの路線バスの充実と言うことでバスの乗降場の設置工事が各所で進められています。どんな場所でもミニバスが止まれるというのは利用者に便利なようでも、逆に危険も伴うと思います。固定したバス乗り場の設置とバスの支払い方法の改善とをセットにすればかなりバス利用者にとって便利になるのではと思います。
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結構混み合っているミニバス車内 |
こんなことを書いたのは南アの自動車事故の中でも、ミニバスの絡む事故が比較的に多いことが知られているからです。全体に事故件数を減らして行く努力が求められると思います。
素人の素直な思いです。
It's so nice to be able to read your Report again. By the way according to the News, 20 miners are shot in the north part of South Africa. Please be careful.
返信削除Thank's my friend .I'm investigating this incident. Please see my new blog.
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