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2013-09-27

カシオペアの旅ー札幌へ①

上野駅(後方はカシオペア号)
「カシオペア号に乗って北海道へ行く」という鉄道好きの孫の願いに便乗した旅をしました。函館ー青森間はこれまでに数多く、青函連絡船や飛行機で往復しましたが、青函トンネルを列車で通過するのは初めてのことでした。JR上野駅を9月22日の夕方16:20に出発して、翌朝の23日9:32にJR札幌駅に到着する約17時間の旅です。
 確か、その昔、急行宗谷号、青函連絡船、特急八甲田号を乗り継いで、故郷の北海道名寄駅から上野駅まで18時間ほどかかっていたと思い出しつつカシオペア号に乗り込みました。



 
白石記念病院
石坂さん
旅の目的は親子孫3代の交流促進ということでしたが、私にはもう一つ大事なやるべきことがありました。私の学生時代以来の親友、石坂さんをお見舞いすることです。彼は今年の4月に脳梗塞で倒れ、それ以来、リハビリをしながらの入院生活を過ごしていました。これまで電話では話すことが出来ていたのですが、直接、顔を見て話したかったのです。札幌駅に着いて、すぐにJR白石駅に行き、タクシーで白石記念病院に向かいました。私はアフリカのナミビア国の「魔除けのお面」と南アフリカ共和国ケープタウンの「絵葉書」をお土産に持っていきました。石坂さんは右半身に麻痺が残っていて、車椅子でリハビリ中でしたが、学生時代のあれこれの話や私の海外生活の話などにもしっかり対応してくれて、楽しい会話で盛り上がりました。奥さんが細やかに気遣っている様子も良く伝わりました。
 「また来るよ」と挨拶して病院を出ましたが、左手で交わした握手が力強くてとても嬉しかった。
来月には退院して、自宅でリハビリを継続することになるとのことです。また、会いに往く予定です。

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