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2014-08-18

今、主権者として声をあげるとき!

(診療室の暖簾)
本日は815日の終戦記念日です。安倍内閣による集団的自衛権の閣議決定(2014.7.1)から一カ月半となりました。私は主権者を無視したこの閣議決定を何としても撤回させようと思います。終戦記念日の今日この思いはさらに強まっています。

私は一昨日(2014.8.13)のNHKスペシャル「狂気の戦場ペリリュー/忘れられた島の記録」を見ました。パラオ諸島のペリリュー島は滑走路のある日本軍の軍事拠点の一つでした。この島での激戦の記録が米国で発見され、未公開フィルムの一部が元・米国海兵隊カメラマンや米日の元・兵士らの証言を加えて放映されました。そこには「容赦のない殺し合い、殺した側の兵士の錯乱、関係者の悲嘆」など時を超えて視聴者に訴えてくるものがありました。戦争には一人一人の命のやり取りがある。私たちが決して忘れてはならないことですね。

私は今回の集団的自衛権の閣議決定は日本の自衛隊が海外で米国などの軍隊とともに戦争することを可能にすることと読んでいます。戦争はしないと日本国憲法で定めたにもかかわらず、安倍内閣は狡猾にも解釈改憲の手法でその憲法を破壊しようとしています。
この状況下で一年金生活者として私に何が出来るのか考えてみました。最近の経験ですが、私の通っているある診療室の暖簾に9条バッチを見つけました。思い切ってその件を聞いてみたところ、その地域の小さな9条の会の責任者をしているとの返事がありました。

9条の会オフィシャルサイトには201475日のアピール「集団的自衛権行使容認の閣議決定に抗議し、いまこそ主権者の声を全国の草の根から」が掲載されています。そして、『~今こそ、私たちは主権者として、集団的自衛権行使容認の閣議決定に対して、きっぱりと「NO」の意思を示し、「戦争する国づくりは許さない」との声を全国の草の根からあげるときです。全国のすべての「九条の会」が、その先頭にたって、創意と工夫をこらした多様な行動に立ちあがることを呼びかけます。』との呼びかけがあります。

また、9条の会では「集団的自衛権行使は海外で戦争することであり、平和憲法の破壊です。憲法を守り、生かしてください」との請願署名を集めています。私はこの署名用紙をまず一枚打ち出しました。5名分のこの欄をまず埋めることが出来たら、次の一枚に挑もうと思います。自分の出来ることを着実にこなしていきたいと思います。
*この文章は「連帯・共同21」への投稿を基にしています。

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