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2014-03-11

東京都復興記念館(関東大震災からの復興など)

復興記念館入口

2月28日に江戸東京博物館まで足を運び「大浮世絵展」を見学しました。今回はJR両国駅を利用したのですが、この駅の近くに横網町公園と東京都復興記念館があることを知り、初めて訪ねました。この施設は1923年に発生した関東大震災(東京市68,660人と市を除く東京府1,727人の合計70,387人が死者・行方不明者として記録されている)の惨禍を後世に伝え、東京を復興させた当時の大事業を記念するため東京都慰霊堂の付帯施設として昭和6年に建てられました。また、東京の空襲(10万人の死者として記載されています)についての資料も併せて展示されていました。

復興記念館の周辺展示物
本日は2014年3月11日です。あの日2011年3月11日私は東京都千代田区六番町で働いていました。大きな揺れの中、職場の同僚たちとビルの外に出て待機しました。他部署や家族との連絡がとれず何が起こっているのか不明のまま、夕方16:00頃から徒歩で自宅のある埼玉県川口市に向けて移動しました。結局約7時間かけて夜の23:00過ぎに、ようやく自宅までたどり着くことが出来ました。この時はなす術がなかったのが実感でした。例えば自分の周りに地震の揺れとともに火や津波がきたらどうすべきなのか、改めて防災・減災の取組を意識しなければと思います。


また、東京の空襲の記録もこの復興記念館で見ることが出来ました。戦時下で一般の方々が写真を撮ることが禁じられていたとのことですが、貴重な資料や戦災者の遺品等も展示されていました。さらに東京大空襲・戦災資料センターなども訪れたいと思いました。私は昨年12月に沖縄県に行き、ひめゆり平和祈念資料館、平和祈念公園、旧海軍司令壕、反戦平和資料館などを訪ねました。私は自然災害は防災・減災をさらに取り組むべきと思いますが、空襲の被害をなくす手だてはあると思っています。その問いの答えの一つは戦争をしないことです。そのためにも今後も日本国憲法をもっと大事にすべく、行動していきます。









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