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2013-02-02

アフリカ大陸最南端の旅その4(エリム~ガンスベイ~スタンフォード)④Elim~Gansbaai~Stanford

エリムの奴隷解放記念碑
エリムの教会
アフリカ大陸最南端の旅も最終日となり、アーニストンからエリムに向かいました。エリムには1834年の奴隷解放を記念した記念碑があります。この地に居を定めた解放された奴隷によって1938年に建立されたということです。この日は日曜日でしたので記念碑の直ぐ向かいにある教会から讃美歌が聴こえていました。南アというとアパルトヘイトが想起されがちですが、アジアのマレー半島やマダガスカルからの奴隷がケープ半島の開拓のために使われていました。英国がこの地に参入してボーア人の農業を支えていた約3万6千人の奴隷を解放したとの歴史です。アメリカの奴隷解放より以前の話と注目しました。

野の花
砂利道
エリムからは土埃の舞う道路をR43を目指して南下しました。途中ですれ違う車もほとんどなく、田舎道を時速50km程度で楽しみました。南アは道路のインフラ整備は相当に進んでいて、国道を選んで迂回するとほとんど舗装された道路を使うことが出来ます。今回、エリムからディーダムまで、40分間ほど砂利道を走りました。道路の両脇には見知らぬ草花が咲き誇っていました。

大西洋側のガンツベイ
R43
R43にたどり着いてからは快適に走ることが出来ました。帰路の途中にあるガンスベイは大西洋の港になります。ここで一休みしましたが、こちらの海の色はインド洋に面したアーニストンと比較して異なっていますが、海の眺めそのものは素晴らしいものです。昆布がたくさんあるのですが、多分南極からの冷たい海流が影響していると思います。


スタンフォードのサービス係
フイッシュ&チップスとビール試飲
その後、再度スタンフォードに向かいました。ウオカーベイのビール試飲がとても良かったのでランチをそこで楽しむことにしたのです。フィシュ&チップスを肴にして6種類のビールを飲み切りました。試飲代金は60ランド/600円。
大満足の2泊3日の旅でしたが、拠点の町には必ずタウンシップがあり、この国の経済格差の問題は依然解決されていないと感じました。

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