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2014-05-04

憲法記念日と私

(つつじ、さいたま市)
本日、5月3日は憲法記念日。1947年5月3日に日本国憲法が施行されたことによる。朝日新聞は社説「安倍政権と憲法ー平和主義の要を壊すな」、読売新聞は社説で「集団的自衛権で抑止力高めよ 解釈変更は立憲主義に反しない」と論じている。NHKは憲法記念日特集番組「9条と集団的自衛権・各党論客が徹底討論」を組んだ。私はこのTV番組を朝から見ていた。私にも言いたいことが聞きたいことが沢山あった。しかし、多くの論点がクリアにならないままに、番組は終わってしまった。私より一年年上の日本国憲法よ、君は国民の一人一人に本当に大事にされてしかるべきなのに、、このままではまずいことになりそうだ。

午後から88歳の私の母とコーヒーを飲みながら話した。母は「もう戦争はこりごりだ」と私に言った。母は日本の敗戦の年に20歳だった。10代だった日本の戦争の時代には「何も良いことがなかった」とも言った。

その後、私の孫(5歳)の自転車乗りの練習に付き合った。孫は近くの運動公園で何回か練習を繰り返して、ようやく二輪車に乗れるようになってきた。大喜びしていたが、日本国憲法が変えられ、同盟国などとともに特定の国と戦争を行うことになったら、我が家では兵隊として戦えそうなのは孫のみだ。もし、そうなったら、こんな悲しいことは他には見あたらない。
私は自分の生まれてきたときには、すでに施行されていた日本国憲法をもっと大切に扱って行きたいと思った。



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